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『我らの生活』(われらのせいかつ、''La nostra vita'')は2010年のイタリアのドラマ映画。2010年5月20日に第63回カンヌ国際映画祭で初上映され、同映画祭の男優賞をエリオ・ジェルマーノが受賞している。また、イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞において8部門でノミネートされ、監督賞など3部門で受賞を果たしている。 日本では2012年の一般公開に先立ち、2011年5月にイタリア映画祭2011で『ぼくたちの生活』のタイトルで上映された。 == ストーリー == クラウディオは愛する妻エレナと2人の幼い息子の家族4人で幸せに暮らしていたが、妻は3人目の子を出産して亡くなる。残された3人の子供たちを養うため、クラウディオは一念発起してビル建築の下請けの仕事を始める。友人のアリに資金を貸してもらい、雇い主のポルカーリに紹介された仕事を請け負うが、雇った外国人労働者らと上手く行かずに現場作業が中断し、破産寸前まで追い込まれる。それでも、子供たちの笑顔に支えられたクラウディオは、彼を深く愛してくれている兄ピエロと姉夫婦からの温かい金銭的援助で何とか最初の仕事をやり遂げる。 メインストーリーと並行して、主人公らが工事現場で事故死したルーマニア人夜警の死体を隠してまでして工事を継続せざるをえないというエピソードを通じて、無理な納期などの過酷な条件を課せられている下請けの実態をはじめ、雇用の厳しさと外国人不法労働者の問題、それに伴う外国人に対する差別意識などの社会問題が描かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「我らの生活」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 La nostra vita 」があります。 スポンサード リンク
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