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『ぼくのゆうしゃ』は著者・葵せきなのイラスト・Ninoによる日本のライトノベル。単行本は富士見書房(ファンタジア文庫)より発売されている。 == 登場人物 == ;ミカミトオル :物語の主人公にして、語り部でもある。小学生であるため幼い考えと純真さを持ち合わせている。 :病気の兄の危篤を知り飛鳥が丘病院へ向かっていた途中でトラックに撥ねられ、気が付けば異世界に召喚されていた。召喚直後は気が動転していて、状況が上手く飲み込めていなかったが、使い魔のルゥやファルディオらとの交流により、徐々に異世界に慣れていく。 :女神様を起こせば世界が平和になって願い事をかなえてもらえるという話を聞いて、世界をこの先も平和にするため、また自らの命を代償に兄を救うため冒険することになった。 :素手による攻撃は苦手だが、本編開始時には、自分に合った武器がないという理由で素手で戦っていた。素手の攻撃が不得意でも、勇者として召喚されたことで体力や腕力が上昇していて、魔物相手にも引けをとらないほどだった。ヴェリール村で《シュ・ロッカ》を退けたあとに、魔法武器職人のエイリに武器作りを頼み、闘技都市ルザルの闘技大会の決勝にてサクヤからスポーツチャンバラで使うエアーソフト剣のようなものを受けとった。 :元の世界ではスポーツチャンバラを得意としていて、闘技大会のときにセシリアから剣術を習うも、セシリアが教えるのが馬鹿らしく思うほどスポーツチャンバラを使うトオルが強いと認めている。 :家庭環境の複雑さと幼さゆえに、セシリアですら危惧するほど純粋で、善悪の判断基準が狂っている。 :作中でトオルの回想や話で出てくる兄は義理の母の子で義兄。 ;ルゥ :トオルの召喚により、勇者召喚機構と密接に紐付けされているサーヴァントシステムが起動して顕現した使い魔。まるで毛玉のような見た目角と羽がある。羽で飛ぶことも出来るがルゥ自信が高所恐怖症なため掴まるものがある高さまでしか飛ぶことが出来ない。そのため、ほぼファッションアイテムとなっている。 :使い魔として、顕現した時点でトオルの世界の知識の一部も得ている。 :魔物でありながら、きちんとベッドで寝るし水浴びもする。また、大きな街に訪れるとブラッシングや角の手入れ、普段がんばっている自分へのご褒美にスイーツなど休日のOLのような生態であるため、戦いなどの本来の意味での使い魔のサポートはほとんど期待できない。 ;ファルディオ・メルクリウス :自称・大魔導師で、トオルが召喚された森を抜けたところで偶然にも魔物に追われていた。トオルに助けられたあとは、トオルの保護者として旅に同行している。小悪党のような雰囲気が出ており、性格はお調子者。そのため、年下のトオルからでさえも悪い大人の見本として見られている。 :性格に難はあるが、一応トオルの保護者としての責任感は感じていて、自分の目的のためにトオルと旅をしつつもきちんとトオルを見守っている。 :トオルには「禁忌魔法の魔導書を探す」と言う名目で旅に同行しているが、それ以外にも同行理由がある。 :実は、かつてのファルディオは、神童と呼ばれるほどに魔法の才能があったのだが、勇者の試練と同種の「神工物」により魔法が使えなくなってしまう。なぜか禁忌魔法だけは使うことができ、それにより禁忌魔法の魔導書を集めている。禁忌魔法を使えるということから教会の異端審官に狙われてしまい教会の保護対象である勇者の懐にもぐりこめば簡単に手を出して来れないだろうと言う思惑もありトオルと旅を共にしていた。 :魔法の腕前は、前述の通り、禁忌魔法以外使えないが、相手の魔法の構成元素を掻き回して術式構成力場を乱すことで拡散させることが出来る。しかし、それを使うには、その魔法を見極めなくてはならないため、何度か使われた魔法や大魔法に限られる。 :トオルに会った当初は、ヘルファイアしか放てず、しかも相手が怪我すらしない程度の威力しかなかったが、旅先の街で魔導書を得ては禁忌魔法を覚え、ヘルファイアも徐々に威力が上がっている。 :探し物を見つけるという才能があるため、比較的簡単に魔導書を見つけることが出来ている。 ;セシリア・シヴィル :女神教会・神剣騎士団聖騎士隊に所属している騎士。青い髪に鳶色の瞳が特徴の女性。上司から闘技大会への出場と勇者の保護を命令され、闘技都市ルザルでトオル達と出会い勇者の護衛として旅に同行する。 :真面目な性格であり、なぞなぞを出されると大真面目な回答をし部下に少し呆れられるほどである。 :容姿端麗で剣の実力も騎士団随一と噂されているが自分の容姿を「冴えない」と評していたり、自身はまだまだ未熟だと発言したり、本人にはその自覚は全くない。 :トオルに弟子入り志願されたことからトオルの師匠となり、剣術などを教えている。またトオルに対して好意をよせており、同じくトオルに好意を抱いているサクヤと度々衝突したり、レイアがトオルを抱き寄せた際には激昂していた。 :「シヴィル」を名乗っているが、元は孤児で神工物【グラム】によって「武に愛されし者」として見いだされシヴィル家の養子となる。そこでの厳しい教育の結果、今の実力を身につけた。 :トオルには比較的甘く口調も柔らかなことが多い反面、ファルディオに対しては冷たく彼が何か余計なことを言う度に剣を突き付けたり彼がいやがっているミドルネーム呼びを続けている。 :料理の腕前は完成品のみ見れば悪くはなくむしろ良い方であるが、作る過程からトオル達には「メシマズ系女子」と評されてしまっている。 ;サクヤ・ルーン :ヴェリール村にある宿屋の一人娘。トオルに教会への道を聞かれたことをきっかけに親しくなる。緑色の髪に青い瞳という神秘的な容姿をしている。 :温和な性格だが時々本音をそのままポロッと言ってしまう面もある。自身の住んでる村を大切にしており、村が《シュ・ロッカ》の進行ルートとなってしまった際特産品『オンジュの実』を使い魔物の撃退を試みた。 :トオルに好意を抱いており、ヴェリール村から発つトオルの頬にキスをしたり、両親に少し無理を言って各地の宿屋を回りそこで研修を受けているという名目でトオル達が滞在する街に先回りしたりしている。 :一般人であるため戦闘力はないが家事全般を得意とし、女子力もセシリアより上。しかし腹黒い一面もあるため最近は少しトオルに怖がられている様子。 ;ミカミヒロキ :トオルの兄で病気で飛鳥が丘病院に入院中。実は、トオルの義兄である。また、ヒロキの実の弟フウトが、ヒロキと同じ病気で亡くなっており、母親の「兄弟揃って」と言う発言は、ヒロキとフウトのこと。 :頭が良く、大人びた性格であり、トオルの事を弟としてとてもかわいがっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ぼくのゆうしゃ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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