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ぼくのエリ ( リダイレクト:ぼくのエリ 200歳の少女 ) : ウィキペディア日本語版
ぼくのエリ 200歳の少女[ぼくのえり200さいのしょうじょ]

ぼくのエリ 200歳の少女』(、)は、2008年スウェーデン映画ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストによる2004年の小説『MORSE -モールス-』を原作者自らが脚色した吸血鬼映画である。原題は「正しき者を招き入れよ」という意味。
核心部分の描写について本国では無修正で放映されたが、日本ではポルノ映画ではないにもかかわらず上映時にボカシ修正が入れられており、アミューズソフトエンタテインメントから販売されたセル盤も修正が入れられている。
== ストーリー ==
ストックホルム郊外に住む12歳の少年オスカーは母子家庭でどこにも居場所がない。オカルトや猟奇事件に興味津々で犯罪関係の本ばかり読み漁っている。学校ではクライメイトから執拗なイジメを受けており、仕返しする勇気も持てないままポケットにナイフを忍ばせ、妄想の中で復讐にふけるばかりだった。大好きな父親は同性愛に目覚めて家を出てしまい、一人きりになりたいときは雪の積もるマンションの中庭で過ごしていた。
ある日、隣の部屋に親子連れが引っ越してくる。そして、オスカーは夜の中庭でミステリアスな雰囲気を持つ「エリ」と知り合う。エリは学校にも行かず、孤独がちだった。二人は自然に惹かれ合っていく。
その頃から、オスカーの家の周囲で殺人事件が相次ぐ。被害者は逆さ吊りにされ血を抜かれていた。また、ある男性は深夜に友人が女の子に襲われ、その後行方不明になるのを窓から目撃していた。
オスカーへのイジメは次第にエスカレートしていた。エリはやり返すようにオスカーを後押しする。オスカーは自分を鍛えるためトレーニングに通うようになる。また、二人はいつでも連絡が取り合えるようモールス信号を勉強するのだった。
ある晩、エリの父親は若者の襲撃に失敗する。彼はエリの本当の親ではなく、殺人を犯してエリのために血液を集めていたのだ。彼は身元を分からなくするため用意した硫酸を自ら浴びる。逮捕され病院に収容された彼はエリの前で命を絶つ。それはエリにとって破滅へのカウントダウンが始まったことを意味していた。
一方、スケートの課外授業で凍る湖に入るよう命令されたオスカーはイジメっ子にやりかえす。親には怒られたがオスカーはそのことに自信を深め、エリに告白する。自分が普通ではないと言うエリに対しオスカーは「今まで通りならいい」と告げる。二人は同じベッドで一夜を過ごすが、朝になるとエリは謎の置き手紙を残して消えていた。
その後、オスカーはエリの知られざる秘密を知ってしまうのだった・・・

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Let the Right One In (film) 」があります。




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