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まるきぶね : よみがなを同じくする語

丸木舟
丸木船
まるきぶね : ミニ英和和英辞書
まるきぶね[まるきぶね]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


まるきぶね ( リダイレクト:丸木舟 ) : ウィキペディア日本語版
丸木舟[まるきぶね]

丸木舟(まるきぶね)または独木舟は、巨木を刳りぬき一本の木で成形され、もしくはわずかなコベリを付ける以外付属構造物を持たない舟、いわゆる単材刳舟であるカヌーを主に指す。しかし、刳りぬき部材を前後に継いだり、左右に継いだり、刳舟の両側に舷側板を継ぎ足したり、刳った舷側に船底板を組み合わせたりと、さまざまに複材化したものも、丸木舟と呼ばれる。
水上での最初の乗り物として、太古の昔より用いられたものであるが、モノコック構造であり(特に単材刳舟は)壊れることが無く、水に沈むことも無いので安全性が高く、後に大型の船舶が登場しても一定の役割を担い続けてきたである。
== 日本 ==

古代歴史時代、現存のものを含め、多くの例を占める単材刳舟は、一本の丸太を刳りぬいて造られるものであり大きさは材料となる木で制限され全長5~8メートル程度が一般的である。だが、大阪市西淀川区大仁町鷺洲から発掘された古墳時代と推定される全長11.7メートルのクスノキの刳舟など10メートルを越す大型のものも存在した。
複材刳舟のうち前後継ぎのものに、大阪市今福鯰江川の三郷橋(現・城東区今福西1丁目)で大正6年(1917年)5月に出土した刳舟があり、全長13.46メートル、全幅1.89メートルだったとされるが空襲で焼けてしまった。また浪速区難波中3丁目の鼬川で、明治11年(1878年)に出土した残存長12メートル程の刳舟も空襲で焼けてしまったが、当時日本に在住していたモースも見学しておりスケッチ写真などが残されている。他に、天保9年(1838年愛知県海部郡佐織町で出土した刳舟は残存していた長さが十一(20.6メートル)あったといわれている〔名古屋大学年代測定総合研究センター 加速器質量分析計業績報告書 1993年「諸桑の古船」小考 〕。これら三例の前後継ぎの複材刳舟はいずれもクスノキ製とされている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「丸木舟」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dugout (boat) 」があります。




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