|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
みだらしだんごは、岐阜県飛騨地方で食される団子。串団子、醤油だんごの一種である。一般に流通している「みたらし団子」とは、串団子であることは共通であるが、別物であるので注意が必要である。 名称に「だんご」をつけずに、単に「みだらし」ともいう。地元では菓子というより、軽い食事のように食されることが多い。同様の団子は、岐阜県南部や愛知県名古屋周辺でも見受けられ、「みたらし」と呼ばれることもある。 == 特徴 == * 米粉に水やお湯を加えてこねて、蒸して小さく丸めた餅状のものを、店により異なるが基本的には5個を串に刺す。団子は直径3~5cm程である。 * これを火で軽く炙り、やや黄みをおびた、醤油のタレにくぐらせ、再び火で炙る。表面に焦げ目がつき、香ばしいかおりがしてきたら食べごろである。 * タレは醤油が主とされている。 団子は、本来菓子としてではなく、保存食の一種として作られており、廃藩置県前の国や藩が、甘みを持つずんだ餅・葛餅などバリエーションにとんだ団子を作る中、古い製法の団子が現在にまで残った物である。 岩手県盛岡市の醤油だんごも同様に、古い調理法が今に残るものである〔共に元は同じ製法であったのだろうが、地方色が出たために若干の違いが生じている〕。共に食べられる地域が限定されているのも、全国販売という保存性にむかないため〔みたらし団子や胡麻団子のように団子がコーティングされておらず、一日で団子が乾いてしまうほか、解凍と同時に団子が溶けてしまう。〕食文化として広まりづらく、現地にて製造した物を食べる以外の方法が困難だからである。 愛知県では、1970年代には名鉄名古屋駅のプラットホームで、「みたらし」の名前で醤油味の焼いた串団子が販売されていた。また大須には現在も同様のみたらしがある〔新雀本店 Yahoo!グルメ〕。名古屋には他にもみたらしの店があるが、甘みのある「みたらし団子」とは味が異なり、「名古屋のみたらし」という認識を持っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「みだらしだんご」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|