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横浜港臨港幹線道路(よこはまこうりんこうかんせんどうろ)は神奈川県横浜市の横浜港を周回する、港湾法における臨港道路(臨港交通施設)である。横浜市港湾局の管轄。港湾関連交通と一般交通を分離することで都市部における交通の円滑化を目的としており、神奈川区恵比須町から中区本牧埠頭までの道路(約10.5km)が計画されている〔平成19年度港湾局運営方針期末振り返り:臨港幹線道路等の整備と国内輸送網の拡充 (横浜市港湾局:計画・方針)〕。みなとみらい地区内では本道路の別称として「国際大通り」(こくさいおおどおり)とも呼ばれている。 == みなとみらい地区〜瑞穂埠頭区間 == この区間(約3.2km)については、2013年3月までに一応の整備が完了している。 みなとみらい地区と山内埠頭および瑞穂埠頭方面を結ぶ整備計画では2008年12月1日、同地区と横浜市中央卸売市場本場を結ぶ「みなとみらい橋」、中央卸売市場とコットンハーバー(山内埠頭内の再開発地域)を結ぶ「コットン大橋」(歩道未整備)が開通、既に供用されていたコットンハーバーと瑞穂埠頭方面(横浜ノース・ドック手前)を結ぶ連絡橋には「瑞穂大橋」という名称が付いた。なお、コットン大橋については需要動向を見守りながら将来的に道路の複線化(上り用にもう一本橋を架ける)を行い、その際に歩道を整備する計画となっている〔中央市場からみなとみらいに向かう橋はなぜ一車線規制されている? (はまれぽ.com 2012年10月17日)〕。 また、みなとみらい地区の国際大通り〔みなとみらい地区と周辺地域を接続するための主要幹線道路の一つで、本線(地下)と側道(地上)からなる。また、新港埠頭(新港地区)と瑞穂埠頭を接続する臨港幹線道路の一部でもある。新港埠頭より先の山下埠頭方面(地下トンネル)については本項でも述べるように着工の目処が経っておらず、現状では地上道において象の鼻パーク前を通り横浜税関前に抜ける必要がある。〕地下部分における計画では1986年度に着工後、みなとみらい橋手前から赤レンガ倉庫手前の横浜ワールドポーターズ付近まで約1.3kmの整備を1999年度には完了〔その先も新港中央広場の辺りまで一部整備されている。〕していたが、竣工から10数年に渡って交通量が見込めないことを理由に閉鎖されていた〔みなとみらいの新しい地下道ってどこに抜けるの? (はまれぽ.com 2011年8月1日)〕。その後は周辺の開発も順調に進み、横浜美術館前の大型商業施設「MARK IS みなとみらい」の開業など交通量の増加も見込めることから、2012年度に整備済み部分の補修工事などを行い竣工から13年以上が経過した2013年3月に「みなとみらいトンネル」として開通した〔横浜・臨港幹線道「開かずのトンネル」開通へ (読売新聞 2012年10月12日)〕〔みなとみらいトンネル:14年前に完成、「開かずのトンネル」19日から供用 /神奈川 (毎日新聞 2013年3月2日 神奈川版)〕〔国際大通り「みなとみらいトンネル」の開通について (横浜市港湾局 平成25年(2013年)3月1日)〕。なお、国際大通りの地上部分は地下の本線に対して側道という扱いである〔みなとみらいの新しい地下道がついに開通!その現状は!? (はまれぽ.com 2013年3月8日)〕。 一方で、前述の赤レンガ倉庫手前(新港埠頭)から先の未整備区間に計画されている山下公園の前に広がる海や大さん橋などの地下を通り、山下埠頭方面と接続する予定の道路については着工の目処が立っていないのが現状である。 ; 区間内の構造物 * 瑞穂大橋(コットンハーバー地区〜瑞穂埠頭方面間) * コットン大橋(横浜市中央卸売市場本場〜コットンハーバー地区間) ''※歩道未整備'' * みなとみらい橋(みなとみらい地区〜横浜市中央卸売市場本場間) * みなとみらいトンネル(みなとみらい地区内「国際大通り」の地下本線) * 円形歩道橋「新港サークルウォーク」(新港埠頭の中央部、国際大通りと万国橋通りの交差点上部) ; 路線ルート * 供用区間:千若町2丁目交差点付近(横浜ノース・ドック手前)〜サークルウォーク交差点付近() : ※では、以下の二つの方面と接続するルートに分岐する計画となっている〔(国土交通省 平成23年 (2011年) 2月13日) ※上記資料内の「3.主な計画内容」 > 「(1) 物流機能の強化」 > 「③ 道路ネットワークの充実に向けた臨港交通施設計画」を参照〕。 : * 瑞穂大橋を渡って千若町2丁目交差点付近と接続する上記のルート : * 瑞穂大橋よりやや北西側を通って恵比須町方面と接続するルート(未整備区間、後節参照) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「臨港幹線道路」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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