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『みんなあげちゃう♡』は弓月光によるエロティックコメディ〔漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』誌上において1982年から1987年にかけて連載された。それまで少女漫画で活躍していた弓月が青年漫画へと移るきっかけとなった作品。 1985年(昭和60年)にはにっかつから金子修介監督で実写映画化、1987年(昭和62年)にはテレビドラマ化(月曜ドラマランド枠)・アニメーション映画化されている。 == 概要 == 『週刊ヤングジャンプ (YJ)』1982年(昭和57年)37号と42号に掲載された読切「処女いりませんか?」と「処女いりませんか PART2 ワンスモア・トライ」の続編として同年49号より連載を開始し、1987年(昭和62年)33号までのおよそ5年にわたって連載。1987年には前日譚「みんなあげちゃう♡特別編」が『YJ増刊ザ・グレート青春号』Vol.7に掲載されている。 単行本は〈ヤングジャンプ・コミックス〉より全19巻。1994年(平成6年)から1995年(平成7年)にかけてワイド版全11巻、2008年(平成20年)から2009年(平成21年)にかけて文庫版全13巻が発行されている。先行する2編の読切は単行本には『みんなあげちゃう♡』の第1話・2話として収録、「特別編」は長らく単行本未収録となっていたが発表より20年以上を経た2008年(平成20年)に、短編集『弓月光傑作選 (1) めたボリカ』に「みんなあげちゃう♡エピソード:0」として収録された。また、弓月の画業40周年記念として出版された『弓月光のお仕事 〜40th anniversary BOX〜』には3冊組のうちの2冊目として総集編『みんなあげちゃう♡セレクション』が収められている。 一人暮らしの予備校生・地下中六郎と、彼の元に突如「処女いりませんか?」と訪れてきた女子高生・間宮悠乃の2人の出会いから大学受験・結婚、そして一族揃ってスケベな世界的な金持ち一家・間宮家との騒動を性行為描写を交えて描く。こうした性行為描写については「''ドロドロとしたセックスは描きたくない''〔」として、コメディタッチが基本となっている。 本作は弓月が初めて青年漫画誌で連載した作品であり、それまでは少女漫画雑誌で執筆を続けていた弓月が活動の中心を青年誌に移す転機となった作品である。しかし弓月に青年誌へと移る意志があったわけではなく、出来上がった作品が少女誌には掲載出来ない様な作品であったところに当時の担当の『YJ』への移籍が重なったため、『YJ』であれば掲載可能であろうと持ち込んだのがきっかけであった〔。こうした当時の状況を「''結果としてそうなっただけで、最初から『青年誌に行こう』と思っていたわけではなかった''」と弓月は懐述している〔。こうした弓月の経歴もあり、青年誌掲載作品ながらも女性の読者も多い作品であった〔。 ワイド版以降の再出版では、トルコ風呂からソープランドへの記述変更、エイズに対する当時広まっていた誤解に基づく描写や幼女との性行為描写の削除が行なわれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「みんなあげちゃう」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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