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『めめめのくらげ』は、2013年4月26日公開の日本映画。現代アーティスト、村上隆の初監督作品である。子供にしか見ることのできない不思議な生き物「ふれんど」と子供たちの交流を、CGと実写の融合によって描いた。主題歌を初音ミクが担当したことも話題となった。 == あらすじ == 道路の両脇に青々とした田んぼが続く郊外の街に引っ越して来た、草壁正志(末岡拓人)母親の靖子(鶴田真由)と2人で、新しい生活を始めるのだ。本当は父(津田寛治)を亡くした寂しさでいっぱいの正志だったが、母を思いやり明るく振る舞っていた。元気に荷物を運ぶ正志は、新居となる団地の部屋に何者かの気配を感じる。翌日、転校先の小学校で説明を受けて帰宅した正志は、その正体と遭遇する。それは、くらげのような不思議な生き物だった。どこか可愛らしく、チーかまが大好物で自由自在に飛び回るその生き物に、正志は“くらげ坊”と名付ける。言葉はなくてもなぜか気持ちは通じ合い、2人はすぐに友達になる。 くらげ坊をリュックに隠して登校する正志。周りにバレないかとドキドキしている正志が見たのは、驚きの光景だった。クラスの皆が、“ふれんど”と呼ばれるそれぞれの不思議な生きものを連れていたのだ。彼らは教師が黒板に向かった瞬間、デバイスというコントローラーからふれんどを出して操作する。正志は竜也のふれんど、ユピから戦いを挑まれるが、くらげ坊が見事なカンフーの技で勝利する。 正志が帰宅すると、研究所で働く叔父の直人(斎藤工)と母が玄関先で言い争っていた。「この街は危険なんだ」と訴える直人に、「出て行けってこと?」と声を荒らげる母。「おかしなことがあったら、何でも相談しろ」と正志に言い聞かせる直人は、リュックの中のくらげ坊に気付くが、何も言わない。 ある日の下校の途中、正志が神社を通りかかると、男子生徒たちがふれんどを操って戦っていた。正志もバトルに加わるようけしかけられるが、くらげ坊の姿はなく、ふれんどたちに追いつめられる。そこへ、くらげ坊と大きくて強い“るくそー”が現れ、撃退する。るくそーは同じクラスの咲(浅見姫香)のふれんどだった。咲は正志に、自分が家族のことで落ち込んでいた時、黒マントを着た研究所のトップメンバーが現れ、「絶対に裏切らない友達だ」と言ってデバイスをくれたことを打ち明ける。彼らは街中の小学生にデバイスを配った。やがてふれんどを使っての戦いが始まり、今ではあちこちで対戦が繰り広げられているのだ。 その頃、直人のいる研究所のある大学では、学園祭が開かれていた。咲の母、静子(黒沢あすか)が信仰する宗教団体は、大学で行われているのは危険で邪悪な研究だと主張し、反対活動をしている。静子に一緒に祈ることを迫られ苦しむ咲の手を引いて、正志は研究所の中枢に足を踏み入れてしまう。くらげ坊の持ち主であり強力なエネルギーを持つ正志を、黒マント四人衆は手に入れようともくろみ始める。お互いの抱える悩みを話し、心を通わせる正志と咲だったが、直人が研究所で働いていることを聞きつけた竜也や樹蘭が手を組み、くらげ坊を誘拐してしまう。ユピに痛めつけられた正志に、直人は「お守りになる」と言ってデバイスを渡すが、何か様子がおかしい。四人衆は直人に何をしたのか? 子供たちの負の感情が募る中、謎の鍵を握る研究所から子供たちに、「ふれんどで試合を行わないか」というメールが届く。正志たちは、四人衆の召喚する「最強のふれんど」と対決することになる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「めめめのくらげ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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