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もみあげとは、顔の横に生えた髪の毛の一部分のことであり、生え際から耳の下へと広がっている。揉み上げとも表記する。なお、英語でsideburnsという場合は、あごひげをはやしていない状態を指す。英語において、この"sideburns"という単語は、原型の"burnsides"が19世紀に崩れたものである。元の"burnsides"は南北戦争で将官であったアンブローズ・バーンサイドにちなんでいる。彼はその普通ではない髪型、つまり、顎髭だけきれいに剃った口髭と、それにつながった濃いもみあげで有名であった。"burnsides"から"sideburn"に変わった理由はおそらくもみあげが顔の横にあるからであろう。トマス・ヒューズ(1822年 - 1896年)の小説作品である『トム・ブラウンの学校生活』(1857)の有名な悪役、ハリー・フラッシュマンは、アンブローズ・バーンサイドが有名でも将官でもなかったときにすでに、「もみあげ」を見せびらかしていたことも知られている。 ==もみあげの様々な種類== もみあげは、口髭や下あごに生やすヤギひげなど、他のスタイルと組み合わせて生やされることがある。しかし、毛が、片方の耳からもう片方の耳まであごを通ってひとつにつながると、もみあげとは呼べなくなり、あごひげと呼ぶことになる。フレンドリームートンチョップとは、つながっている口髭をもみあげに追加した種類のものを言う。 頭を刈り長いもみあげを生やしたメキシコの現地人や、長いもみあげを生やし、かつ、典型的にはもみあげの他に何も顔に毛を生やさないコロンビア人は、「バルカロタス」を生やしていると呼ばれる。今日、そのような人はめったに見かけないが、16世紀には、男らしく見栄を張ったしるしとして高く評価されており、ヌエバ・エスパーニャでは植民当局によって禁止された結果、1692年の暴動につながった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「もみあげ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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