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もやい結び(舫い結び、もやいむすび、Bowline/Bowline knot)とは、ロープの端に固定した輪をつくる結び方のひとつ。使い勝手のよさや用途の多さから「結び目の王」(King of knots)と呼ばれることがある〔『ロープの結び方』106頁。〕〔『暮らしに役立つひもとロープの結び方』39頁。〕〔『アウトドア・ロープテクニック』48頁。〕。 英語ではBowlineというが、Bowとは船首のことで、古くは船の帆の縁を船首側に引っ張るために用いられていた〔。もやい結びと本質的に同じ構造の一重継ぎは石器時代から魚網に使われていたとされるが、もやい結びが初めて図示されたのは1794年に出版された船員向けの教本の中であるとされる〔『結びのテクニック』37頁・41頁。〕。 ==結び方== もやい結びは具体的には以下のようにしてつくることができる(下図も参照)。 #まずロープに小さな輪(ループ)をつくる。 #つくったループにロープの端(動端)を通す。 #動端をロープの固定端側の下をくぐらせる。 #最初のループに、動端をステップ2と逆方向に通す。 もやい結びはロープ自身を芯とみなしててこ結びを施していると解釈することもできる〔『ロープの結び方』97頁。〕。また、動端をループに通すときに上下を逆にするとラップ・ノットという別の結び目になる〔『ロープの結び方』99-100頁。〕。 練習すれば片手で結ぶこともできる〔『暮らしに役立つひもとロープの結び方』213頁。〕。手首のひねりを利用してもやい結びを手際よく結ぶ方法は、セーラーズ・メソッドと呼ばれる〔『結びのテクニック』36頁。〕。 画像:As de guia 1.jpg|ステップ1 画像:As de guia 2.jpg|ステップ2 画像:As de guia 3.jpg|ステップ3 画像:As de guia 4.jpg|ステップ4 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「もやい結び」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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