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『もやしもん』は、石川雅之による日本の漫画作品。青年漫画誌『イブニング』(講談社)にて、2004年16号より2013年10号まで連載後、『月刊モーニングtwo』(同)に移籍し2013年8月号より2014年3月号まで連載された。 肉眼で菌を見ることができる主人公・沢木を中心に、菌・ウイルスに関わる農業大学の学生生活を描いている。英語表記は「TALES OF AGRICULTURE」(農業物語)。 2007年10月から12月までフジテレビのノイタミナ枠にてテレビアニメが放送された。2010年には実写ドラマ化もされており、同年7月から9月まで、テレビアニメと同じくノイタミナ枠で放送された。2012年7月から9月まで『もやしもん リターンズ』がアニメの続編として放送された。 == 作品解説 == 作者の説明によると「農大で菌とウイルスとすこしばかりの人間が右往左往する物語」である。 東京にあるとされる「某農業大学」(名前を伏せているわけではなく、これが正式名称)に入学した、「菌」の存在を肉眼で視認できるという不思議な能力をもつ主人公・沢木惣右衛門直保をめぐる学園ドラマである。第5巻収録の第49話冒頭では、「ミニマムな団体劇」とも表現されている。直保に見える菌は、デフォルメされたキャラクターとして描かれている。作中で菌たちがたびたび発する、「繁殖する」「発酵、腐敗させる」ことを意味するセリフ「かもす」(醸す)は、作品のシンボル的フレーズとなっている。 本作の連載においては、休載や減ページが多い。また、単行本の新刊が発行される数か月前にも、その編集・本編の修正・加筆作業のために休載する事がある。当初は『イブニング』に毎号掲載されていたが、2008年から3号掲載・1号休載というパターンでの掲載が定着している〔奇数月第4週発売号が休載。〕。 主に登場する菌類がデザインされた、Tシャツやぬいぐるみ、フィギュア等のグッズも発売されている。 ; タイトル・作品内の備考 : 連載時のタイトルは、第1話が「農大物語」であり、第2話が「農大物語 もやしもん」、第3話は「農大物語改め もやしもん」、第4話は「新タイトル覚えてくれた? もやしもん」、今のロゴデザインになったのは、第5話「ロゴデザイン変えてみました。(農)もやしもん」からである。なお、単行本表紙のロゴデザインは統一されていない。 : 作中に入る脚注は、基本的に「菌」に関する記述は作者、それ以外は「担当さん」(=担当編集者)が担当している。単行本では脚注のほか、扉ページのアオリや毎回の登場人物紹介欄も、雑誌掲載時と同様の形で収録するという珍しい形が取られている。 ; 舞台設定 : 主な舞台は、東京にある農業大学「某農大」。北海道には別のキャンパスが、沖縄には実験農場があり、規模はかなり大きい。祭り好きな校風で知られ、学生が作った食糧だけで自給自足の生活をする『春祭』や料理や野菜などを学外の人々に販売する『収穫祭』などイベントが盛ん。学科は判明している物で獣医学科、畜産学科、環境学科(環境経営学科・森林環境学科)、栄養学科、情報学科、農業経済学科が存在する。 : 「某農大」のモデルについては、作者は「あくまで某農大は某農大であり、実在の農業大学とは関係ない」と、掲載誌上(漫画の欄外ほか)や読売新聞・『CONTINUE』等の取材で語っている。作者自身は大阪府立大学の農学部(現・生命環境科学部)の近くに住んでいたとのこと。なおテレビアニメ版第1期では、オープニングで使用された映像のロケを行ったことから、撮影協力として東京農工大学が、ドラマ版ではロケ地に使われた茨城大学がクレジットされている。 ; 受賞 : * 第12回手塚治虫文化賞マンガ大賞 : * 第32回講談社漫画賞一般部門 : * 平成20年度醤油文化賞 : * 第46回星雲賞漫画部門 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「もやしもん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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