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やまゆり号(やまゆりごう)は、茨城県守谷市が運営し、関東鉄道(水海道営業所)に委託して1996年(平成8年)9月5日から2009年(平成21年)7月31日まで運行していたコミュニティバスのことである。廃止翌日からは大幅に再編された新コミュニティバス「モコバス」へと引き継がれた。 == 概要 == 守谷駅、守谷市役所、守谷中央図書館と守谷市内各所を結んでいたコミュニティバスである。 守谷町(現:守谷市)では、公共施設への交通手段が充分でないことから、1992年(平成4年)より町内各所と公共施設の連絡を中心とした町内バス路線の整備と可能性を調査・検討していた〔広報もりや 1992年4月号(No.334)〕。その後も町民を対象としたアンケートを行い、1995年(平成7年)のアンケートにおいて「必要」及び「どちらかというと必要」という意見が69.4%、運行形態については「循環バス」が62%、目的地は「公共公益施設」という意見が大多数という結果を受け〔広報もりや 1996年6月号(No.384)〕、車椅子対応の中型バスによる循環バスの運行が具体化し、1996年(平成8年)9月5日10時30分より運行を開始した〔広報もりや 1996年8月号(No.386)〕 運行開始当初は、曜日によって運行ルートが決められており、北回り(水・土曜日)、南回り(火・金曜日)、東回り(月・水曜日)のいずれかを走る1日4便のみの無料バスとなっていたが、2001年(平成13年)10月1日より、北ルート、南ルート、東ルート、守谷町役場(現:守谷市役所) - 白寿荘、守谷町役場 - 守谷駅の5ルートを走る県内初のワンコインバスとして大幅に再編された〔広報もりや おしらせ版 2001年9月25日号〕。その後も廃止までにルートの再編が行われている。 一般の路線バスが守谷駅と市内の各エリアの新興住宅街を結んでいるのとは違い、やまゆり号は全ルート(廃止時4ルート)が市役所、図書館を経由し、尚且つ路線バスの通らない地域をカバーしていた。病院、高齢者養護施設、行政施設などをなるべく通るようにルート設定をしていた事も特徴の一つである。 また、やまゆり号の愛称は、公募により寄せられた128通のうち13通寄せられたもので〔広報もりや 1996年6月号(No.384)〕、市の花山百合に因んだ名称である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「やまゆり号」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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