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雪だるま 雪だるま (テレビドラマ) 雪だるま (童話) 雪達磨
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雪だるま(ゆきだるま、雪達磨)とは、雪を固めて作られる「だるま」の(ような)形をした雪像。日本以外にも同様のものはあり、「雪人」または「雪男」(英・独・仏など)、「雪人形」(伊・蘭〔sneeuwpop. これはオランダでの呼称。一方、ベルギーのオランダ語圏では、sneeuwman(雪人)が一般的。〕など)などと呼ばれている(日本語で「雪男」というときは、いわゆる「インドやアメリカの雪山に棲む未確認生物の巨人」を指すのが一般的である。これについては、イエティの項も参照されたい)。この項目では、西洋のものであっても、便宜上「雪だるま」と呼称を統一する。 == 概要 == 雪でなんらかの形を作ることは、雪の降る土地で慣例的に行われてきたと考えられるが、その始まりは明らかではない。古代から粘土や木や骨で(呪術目的だけでなく、遊具としての)人形が作られていたことを考えれば、雪の人形が早い時期から作られていたと想像するのは無理なことでない。しかし、雪という一過的な材料や、人形という遊戯的性格から、いつごろから作られていたのか知るのは困難である。 ハーグ王立図書館蔵の時祷書(1380年頃)には、欄外には雪だるまが描かれており、これが現在知られている最古の視覚史料であるという〔http://open.salon.com/blog/bob_eckstein/2008/12/02/my_search_for_the_first_snowman〕。 日本では、江戸後期の絵画に雪だるまを見ることが出来る〔http://edococo.exblog.jp/m2011-01-01/〕。ここに確認できる雪像は、明らかに「だるま(人形)」の形を模して作られている。歌川広景による『江戸名所道戯尽』の一葉には、供え物が置かれた雪だるまが描かれており、「だるま」と同じく縁起物であったと思われる。 現代の日本では、(江戸期の絵画とは異なり)雪玉を二段に重ねた形が主流である。大きめの玉を下段とし、上に小さめの玉をのせて頭とし、木炭などで眉・目・鼻・口などを形作る。頭には、帽子としてバケツをのせることもある。棒を二本、腕として下段の玉の左右に刺したり、また手袋やマフラーをつけることもある。 西洋のものは、三段のものが多い。(二段も少なくなく、また三段以上のものある)。一番上の玉は頭で、目、鼻、口を付ける。鼻としてニンジンを刺したり、マフラーや蝶ネクタイを付けたり、ボタンをつけたり、シルクハットやとんがり帽子をかぶせたりもする。箒を持たせていることもある。 スイスのチューリヒで行われる春祭り(Sechseläuten)では、冬の象徴である雪だるま(Böögg と呼ばれる)を藁で作って、薪を高く積み上げた上に立たせて焼く。(この雪だるまには二本の腕と足があり、箒を持っている) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雪だるま」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Snowman 」があります。 スポンサード リンク
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