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『雪の女王』(ゆきのじょおう、ゆきのじょうおう、)は、デンマークの代表的な童話作家・詩人であるハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話。 1844年12月21日初版の『新童話集』第1巻第2集に発表された〔Hans Christian Andersen : The Snow Queen The Hans Christian Andersen Center〕。最初の日本語訳は、1893年9月初版の内田魯庵『鳥留好語』(警醒社)に同じ題名で収められている〔石川春江「明治期のアンデルセンについて」 、1972年7月31日、p.86、国立国会図書館デジタルコレクション〕。 ==あらすじ== ある所にカイという少年とゲルダという少女がいた。二人はとても仲良しだった。しかしある日、悪魔の作った鏡の欠片がカイの眼と心臓に刺さり、彼の性格は一変してしまう。その後のある雪の日、カイがひとりでソリ遊びをしていたところ、どこからか雪の女王が現れた。そして、魅入るようにして彼をその場から連れ去ってしまった。 春になると、カイを探しに出かけるゲルダの姿があった。太陽や花、動物の声に耳を傾け、少女は旅を続ける。途中、王子と王女の助けによって馬車を得るものの、それが元で山賊に襲われる。あわや殺されようとするところを山賊の娘に救われたゲルダは、娘が可愛がっていた鳩に、カイは北の方に行ったと教えられる。山賊の娘が用立ててくれたトナカイの背に乗って、ゲルダはとうとう雪の女王の宮殿にたどり着く。 カイを見つけたゲルダは涙を流して喜び、その涙はカイの心に突き刺さった鏡の欠片を溶かす。少年カイは元の優しさを取り戻し、二人は手を取り合って故郷に帰った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雪の女王」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 The Snow Queen 」があります。 スポンサード リンク
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