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『ゆきゆきて、神軍』(ゆきゆきて、しんぐん)は、1987年公開の日本映画。奥崎謙三の姿を描いたドキュメンタリーである。日本国内外で多くの賞を受賞した。今村昌平企画、原一男監督。 キャッチコピーは「知らぬ存ぜぬは許しません」。 == 作品解説 == 撮影は1982年初頭から1983年春にかけて行われた〔奥崎の逮捕後長く死蔵されていたが、1986年に改めて編集作業を行い完成した。〕。 奥崎謙三は、かつて自らが所属した独立工兵隊第36連隊のウェワク残留隊で、隊長による部下射殺事件があったことを知り、殺害された二人の兵士の親族とともに、処刑に関与したとされる元隊員たちを訪ねて真相を追い求める。元隊員たちは容易に口を開かないが、奥崎は時に暴力をふるいながら証言を引き出し、ある元上官が処刑命令を下したと結論づける。 奥崎は元上官宅に改造拳銃を持って押しかけるが、たまたま応対に出た元上官の息子に向け発砲し、殺人未遂罪などで逮捕され、懲役12年の実刑判決を受けた。 発砲事件以前の1983年3月、西ニューギニアで2週間ロケが行われ、クライマックスとして、奥崎が俘虜となった集落を訪れるシーンなどが撮影されたが、帰国当日にインドネシア情報省にフィルムを没収されたため、この「ニューギニア篇」は陽の目を見なかった〔『ゆきゆきて、神軍製作ノート』より。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゆきゆきて、神軍」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 The Emperor's Naked Army Marches On 」があります。 スポンサード リンク
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