|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 祇園 ： [ぎおん] 【名詞】 1. entertainment district in Kyoto ・ 園 ： [その] 1. (n,n-suf) garden (esp. man-made) 2. park 3. plantation
（ゆめタウンぎおん）は、広島市安佐南区西原に立地し、株式会社イズミが運営する郊外型ショッピングセンター「ゆめタウン」の店舗の一つである。イズミ初の郊外店〔『「ゆめタウン」勝利の方程式』 39ページ〕〔『「ゆめタウン」勝利の方程式』 48ページ〕および、2000年代までイズミの広島地区の基幹店舗だった〔『「ゆめタウン」に改称 イズミ祇園店 9日改装オープン』 - 中国新聞 2001年2月24日 11ページ〕。 == 概要 == 1971年（昭和46年）10月に計画発表〔『広島市外にもお目見え 郊外型ショッピングセンター 西日本で初めて 「いづみ」など 来年秋に完成 遊園地など併設』 - 中国新聞 1971年10月19日 7ページ〕。1960年代半ばよりアメリカ合衆国で流行していた店舗スタイルを取り入れ〔、国道54号沿いに計画された、モータリゼーションに対応した〔『生きて イズミ会長 山西義政さん(1922年-) 郊外店 車社会にいち早く対応』 - 中国新聞 2011年11月15日 10ページ〕、広島市外に出店するイズミ初の郊外店で〔〔〔、中四国・九州地方初かつ〔〔〔で、日本全国でも玉川高島屋ショッピングセンターに次ぐ規模で〔、日本全国でも例が少なかった〔〔〔。 計画開始時点で、地下1階地上4階建てのショッピングセンターとボウリング場を計画〔。約5,300 m²の直営部分と〔、約4,000 m²のテナント部分には、広島本通商店街から約100店と東京都・大阪府から7店舗から8店舗出店する計画だった〔。また、24時間営業の4階建てのレストラン塔〔。遊園地やプール、託児所などを計画していた〔。計画当初の事業費は約16億5000万円〔。仮称は祇園コミュニティセンターで〔、1972年1月から建設開始、同年10月に開店予定だった〔。 1972年（昭和47年）5月20日に起工式を実施〔『郊外型ショッピングセンター起工 いづみが広島県祇園町に』 - 中国新聞 1972年5月23日 6ページ〕。その時点で、いづみ祇園ショッピングセンター（いづみ祇園店）の名称も決定〔。その時点の計画では、地上5階建てのショッピングセンターと地上3階建ての40レーン整備したボウリング場を予定〔。500台分の駐車場を予定していた〔。その時点での開業予定は同年12月だった〔。 建設途中までは、ボウリング場の併設を予定し〔、機材は発注済みだったが〔〔、アメリカ合衆国に視察に行った社長がブームの終焉を察知〔。違約金を払い設計変更され、ボウリング場は中止された〔。テンプレート内写真の左側にある塔は、当初ボウリングピンが設置される予定だった〔。 最終的には、3階建てと4階建ての2棟〔『27日オープン いづみ祇園ショッピングセンター』 - 中国新聞 1973年3月20日 6ページ〕。テナントが68店出店〔。275台分の無料駐車場が整備された〔。最終的な事業費は約24億円になった〔。 1973年（昭和48年）3月27日10時に開業〔全面広告 - 中国新聞 1973年3月27日 12・13ページ〕。開店当初は食料品・日用品・家電製品・食堂街を扱う〔『挑戦の流儀』 - 104・105ページ〕ファミリーランドと呼ばれるB館・C館（地上3階建・売場面積 4,165 m²〔『挑戦の流儀』 - 263ページ〕）が先行開業〔〔。当時250台分、整備された無料駐車場は〔〔、規模の大きさより客から驚かれ〔、開店日には車の行列が出来た〔。開店日は約4万人が来店した〔『開店セールに主婦ら四万人 祇園のいづみ郊外型店舗』 - 中国新聞 1973年3月28日 6ページ〕。 同年5月2日10時に、衣料品を扱うファッションランドと呼ばれるA館（地上4階建・売場面積 2,479 m²〔）が開店〔全面広告 - 中国新聞 1973年5月2日 14・15ページ〕。約2倍の店舗面積になり全面開業した〔。1店舗で全てをまかなう「ワンストップ・オールライフ」をコンセプトにしていた〔。開店当初は、A館とB館・C館は道路で隔てられていた。また貸会議室も9月にオープンした〔。 開店当時、祇園ショッピングセンターは大成功し〔『大当たり 郊外ショッピングセンター 予想を上回る売り上げ 年商41億も可能 多彩な催し物で固定客』 - 中国新聞 1973年9月3日 6ページ〕、店舗の滞在時間がこれまでの平均50分から2時間に伸び〔、そのことで同社内のこれまでの一人あたりの売り上げの平均が700円から800円だったのが〔、祇園ではマイカーで1週間分の買い物をする客が多いことで2,400円から2,500円の売り上げになった〔。年間売り上げ目標も、30億円から41億円に変更〔。開店した年の夏頃までに、駐車場の収容台数を160台増加させたが〔『スーパー前の国道渋滞 いづみ祇園店 マイカー順番待ち 出入り口拡張など改善を 可部署、店側に申し入れ』 - 中国新聞 1974年2月15日 13ページ〕、それでも交通問題は避けられずが〔、休日の店前に500mから600mの車の入場待ちが発生〔。店前の国道は渋滞になり、可部警察署から、出入り口の拡張や河川敷の駐車場としての活用など指導が出た〔。 それらの成果から、広島市レベルの都市でも郊外型ショッピングセンターが成功することを証明し〔、その後同様のショッピングセンターを五日市町など複数計画することになった〔。 1975年（昭和50年）3月7日には8億円かけて増床を行い、ファミリーランド（B館・C館）を4階建てに増築することで売場面積を3,200 m²増加させて約11,000 m²に拡大〔『祇園店があす新装オープン』 - 中国新聞 1975年3月6日 9ページ〕〔『挑戦の流儀』 - 264ページ〕。増床分は衣料品販売拡大に使用〔。売場の変更も行い、ファッションランドはリビングランドに改められた〔部分広告 - 中国新聞 1975年3月6日 9ページ〕。 1980年（昭和55年）6月13日に、大活性化工事（大改装）を実施しリニューアルオープン〔『挑戦の流儀』 - 265ページ〕〔部分広告 - 中国新聞 1980年6月14日 24ページ〕。後日行われるブランド変更に伴う施設の若返りを目的とし〔『いづみ→イズミ 販売戦略見直し 社名社章を変更』 - 中国新聞 1980年5月23日 6ページ〕、売場の大部分を改装し、下りエスカレーターを新設した〔。同月27日には、全店一斉にブランド変更を行い、イズミ祇園ショッピングセンター（イズミ祇園店）にリブランドされた〔全面広告 - 中国新聞 1980年6月23日 7ページ〕〔部分広告 - 中国新聞 1980年6月27日 10ページ〕。同年12月には、A館とB館・C館を結ぶ連絡橋が完成した〔。 2001年（平成13年）3月9日に、に再度リブランド〔『挑戦の流儀』 - 269ページ〕〔〔『「ゆめタウン」勝利の方程式』 88-89ページ〕。当時、比較的古い店舗が多かった広島地区では初のゆめタウンを名乗る店舗になり、改めて広島地区の基幹店舗の立場を明確にした〔〔。1億4000万円かけて改装が行われ、食料品売場の強化や、高級下着のコーナーや医薬品コーナーを新設した〔〔。改装により年間売り上げ目標を78億円から81億円に上方修正した〔〔。 食品売場を2009年4月に改装。リビング館（旧・ファッションランド）は2011年春に閉館、夏に取り壊されて、跡地には、三菱地所によりマンションザ・パークハウス 祇園が建設された〔【NEWS】三菱地所レジデンス・マリモ『リビング館跡地に分譲マンションプロジェクト「ザ・パークハウス 祇園」』始動 - SUUMOニュース 2012年4月21日〕。 食品売場を2009年4月に改装。リビング館（旧・ファッションランド）は2011年春に閉館、夏に取り壊されて、跡地には、三菱地所によりマンションザ・パークハウス 祇園が建設された〔【NEWS】三菱地所レジデンス・マリモ『リビング館跡地に分譲マンションプロジェクト「ザ・パークハウス 祇園」』始動 - SUUMOニュース 2012年4月21日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「ゆめタウン祇園」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|