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よど型巡視艇(よどがたじゅんしてい、)は海上保安庁の巡視艇の船級。区分上はPC()型、公称船型は35メートル型。また''消防巡視艇''とも通称される。建造費は1隻あたり17.5億円(平成23年度第3次補正予算)〔。 == 設計 == 本型は、先行するはまぐも型をもとに、消防能力を更に強化したものである。船型は角型を基本とし、また高さのある放水塔を備えるため、復原性能に配慮した船型としている。船体は高張力鋼を用いた軽構造、上部構造物はアルミニウム合金製である。 主機関としては高速ディーゼルエンジン2基を搭載している。放水時の操船・船位保持性能確保のため、推進器としては=ウォータージェット推進器とされているほか、船首吃水線下にはバウジェットも装備されている。また主機関は、推進器を駆動するとともに、増速機を介して消防ポンプ(毎分11,300リットル)2基も駆動する。なお機関室の吸気は、消火活動時には防爆ラインより上方の船体上部構造物より取り入れる。排気は注水によって充分冷却したあとで行われる〔。 主電源としてはディーゼル発電機2基を搭載し、航海時には1基、出入港および消火活動時には2基で運転する。また予備電源としてシール型蓄電池を搭載している〔。 火災状況監視および効率的な放水のため、赤外線捜索監視装置が搭載された〔。なお操舵室の操船コンソールは操舵装置・主機操縦装置・機関状態表示装置・航海装置・通信装置を組み込んだものである〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「よど型巡視艇」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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