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ローソク岩(ローソクいわ)は、北海道余市郡余市町潮見町沖、約550メートルに存在する岩でできた無人島である。 == 概要 == ローソク岩は、日本海に存在する無人島の1つで、面積は0.001平方キロメートルである〔日外アソシエーツ編集 『島嶼大事典』 p.540 日外アソシエーツ 1991年12月20日発行 ISBN 4-8169-1113-8〕〔菅田 正昭 編・著 『日本の島事典』 p.214 三交社 1995年6月25日発行 ISBN 4-87919-554-5〕。ニセコ積丹小樽海岸国定公園の一部に指定されている〔。 積丹半島の海岸部分は断崖が連続し、その沿岸部には奇岩があちらこちら見られるが、このローソク岩も、そのような奇岩の1つに数えられる〔『ふるさとの文化遺産 郷土資料事典 1 北海道』 p.78、p.80 人文社 1998年2月1日発行〕。 なお、ローソク岩の高さは、約46メートル。岩の上には神社が存在する。その形状から、「天を指している」とも喩えられる。また人々の目を引いたことから、積丹半島(または、この岩が存在する自治体である余市町)のシンボル的な存在となっており、そして、観光資源の1つともなっている。昔はもっと太く、丸い岩だったものが、1940年8月2日の積丹半島沖地震の際に発生した津波のため半分に割れ現在の大きさになった。津波によって現在の形になる前は、この岩を「カムイ・イカシ」(男神)として崇め、女性が岩へ上がると不漁になると信じられていたので、そのような行為は禁じられていた。 以前は旧滝ノ澗トンネル周辺からが最も近くに見えていたが、新しいトンネルが開通し、国道229号からはすぐそばに見ることができなくなった。このため、隣のワッカケトンネルの古平側出口付近に眺望スペースとなる駐車帯が建設されている〔小樽開発建設部 〕。ローソク岩を過ぎると犬が沖に向って遠吠えしているように見えるセタカムイ岩がある。付近一帯の奇岩は、那須火山帯が生み出したものといわれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ローソク岩」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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