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綿 腸
ワタ属(''Gossypium'' spp.、)は、アオイ科の属の一つ。約40種の多年草からなる。世界各地の熱帯または亜熱帯地域が原産。子房が発達して形成される朔果 (boll) の内部の種子表面からは白い綿毛が生じ、これを繊維として利用するため栽培される。この繊維は綿(木綿)として利用される。 また、繊維を採取した後の種子から取られた綿実油は、食用油として利用される。油の絞りかすにはポリフェノールのゴシポールが含まれており、有毒であるが、中国では男性用の経口避妊薬として用いられている。 == 種類 == 栽培種には4大種と呼ばれる相互に異なる野生種に由来する栽培種の系統がある。これらは相互には交配できないとされる。 * オーストラリア野生綿 ''G. sturtianum'' ''n'' = 13 オーストラリア * アジア綿 ''G. arboreum''、''G. herbaceum'' ''n'' = 13 アジアおよびアフリカの野生種と栽培種 * アメリカ野生綿 ''G. armourianum'' ''n'' = 13 北米西南およびガラパゴス島 * アメリカ栽培綿 ''G. hirsutum'' ''n'' = 26 北米、南米、アフリカ、太平洋諸島 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワタ属」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gossypium 」があります。 スポンサード リンク
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