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『わたしの沖田くん』(わたしのおきたくん)は、野部利雄作の漫画作品。野部のデビュー作である。 原町田大学に通う大学生・沖田総一の住むアパートの隣室に、ある日女子大生が転居してくる。彼女は、実は総一の幼馴染の沢村琴であった。総一は、勉強嫌いでちゃらんぽらん、女性にはデレデレと鼻の下を伸ばすがモテないという、さえない男子学生の典型であったが、琴は短大を卒業した後、4年制の原町田大に編入してきた勉強家であり、この2人の微笑ましくももどかしい関係が描かれていく。1980年代前半に流行した、一線を越えられずお互い素直になりきれないが、結局周囲の後押し等もあって時間を掛けて接近していく、純情な男女を描いた、所謂「ラブコメ」作品の一つである。 1979年から1984年にかけて『週刊ヤングジャンプ』(集英社)に連載。 == 作品概要 == 当初は、総一と琴の二人を中心にした、大学生活を軸とする日常のたわいのない出来事と、その中でつかず離れず、お互いを意識しながらも一線を越えられない二人を描いたドタバタ・ストーリーであった。ただし、連載を重ねるに連れ、非日常的・非現実的な登場人物やシチュエーションが次々と現れては消えていき、荒唐無稽なストーリー展開に変化していった。また、連載後期には、SFストーリーの中に総一・琴が設定を変えて登場したり、現実のものとは異なる、異空間的な明治期を舞台とした番外編ストーリーや、原町田大学の各体育会運動部の変わり種部員が連続して登場するエピソードが続くなど、作品の性質は変化していった。男女を問わず、登場人物の描き方も本作の連載中に大きく変化を遂げている。例えば、総一は当初はいかにもムサ苦しい男子学生のキャラクターであったのに対し、連載後期には三枚目ながらも外見は爽やかな好青年へと変化しており、連載終了時に描かれたキャラクターは、現在野部が描くキャラクター像とほぼ変わらない外見である。なお、総一と琴の間に肉体関係は無い模様で、かつ、両者共、連載を通じて、そもそもいずれも性交未経験者という前提で描かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「わたしの沖田くん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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