|
私をみつけて
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
『わたしをみつけて』は、中脇初枝による小説。書き下ろし。第27回山本周五郎賞候補作。 2012年に刊行された『きみはいい子』と同じ桜が丘という町を舞台に、児童養護施設で育った准看護師の主人公が、家族や医療の問題につまづきながらも自分の本当の居場所を見つけていく姿を描く。 2015年にNHK総合の「ドラマ10」枠にてテレビドラマ化された。 == 執筆背景 == 『きみはいい子』は当初、6つの短編で構成されるはずだったが、1番最初に書いた話が他の話に比べて短すぎたため除外されることになった。本作はその短すぎた作品を改めて書き直したものであるため、続編というより同じ世界観で一緒に生まれた作品であるという〔。そして、『きみはいい子』では「いい子だね」と言ってもらえない人間が主人公となっていたが、本作は逆に、「あなたはいい子でしょ」と言われ続けて苦悩する人間が主人公となっている〔。また、『きみはいい子』の5つの話は全て雨のシーンで終わっているが、本作では主人公の弥生がキーパーソンとなる菊地という人物とその雨の日に出会っており、これに「どんなに降り続いている雨でも、いつかはやむ。あがらない雨はない」という著者の思いが込められている〔。しかしラストについてはどうするか決めずに執筆を開始したため、登場人物が勝手に動き出して書き終えた際には「すごい!この人、こんなことをしちゃうんだ、格好いい!」と自分で驚いたという〔 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「わたしをみつけて」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|