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アイアン・デューク級戦艦(Iron Duke-class battleships)は、イギリス海軍の超弩級戦艦で13.5インチ砲を主砲とする最後のクラスで1912年10月から1913年11月まで4隻が就役した。1番艦の「アイアン・デューク」とはワーテルローの戦いでナポレオンを打ち破った初代ウェリントン公爵アーサー・ウェルズリーのことである。 == 概要 == 本級はキング・ジョージ5世級の改良型として1911年度海軍計画において4隻が建造されたクラスである。兵装面に於いて、これまで副砲に用いられていた10.2cm速射砲は同世代の列強の主力艦に比べて、ドイツ海軍が15cm、フランス海軍も13.9cm、アメリカ海軍の12.7cmに比べても小口径で威力不足が運用側から指摘されていたが、海軍卿であったジョン・アーバスノット・フィッシャーが単一砲論者であったために、超弩級戦艦の時代にあっても口径の強化が禁止されていた。 だが1910年にフィッシャーが海軍卿を辞任したおかげで、ようやく威力不足が指摘されていた副砲に軽巡洋艦の主砲クラスの15.2cm速射砲を採用できた。しかし、前級の副砲配置のままだと3番主砲塔からの爆風をまともに受ける被害が挙げられていたため、本級においては1番主砲塔の側面から前部マストの側面に舷側ケースメイト配置したが、今度は艦首からの波浪をまともにうけて外洋での戦闘に支障が出た。副砲の大型化に関しては、2,000トンの排水量増加につながり、代償として甲板防御が薄くなっただけで戦闘には役立たなかったとする意見もある。そうした意見によれば、艦側面の穴は波を被りやすく、舷側に開口部を持つ貧弱な装甲の経路は二次爆発につながるおそれがあり、また中口径砲は小型の護衛艦艇に搭載した方が安価で効果的であった、ということになる。しかし、年々大型化の一途をたどる駆逐艦への対抗は102mm砲では力不足になってきており、フランス海軍のように早期から13.9cm砲を装備した例やドイツ海軍のように15cm砲クラスの口径が必要になる事は自明の理であった。また、軽巡洋艦不在の時には戦艦単体で敵水雷戦隊を撃退しうる火力は必要であった。 防御面においては、防御装甲の厚みを前級のそのままに効果範囲を拡大したが、水線下の装甲は水雷隔壁の不十分な部分を石炭庫で間に合わせ的にカバーした物で、これは対抗するドイツ戦艦が強固な水雷隔壁を装備していたのと著しい対照を成している。 機関面においては、21ノットの戦列を形成することを目的に設計されていたために前級と構成に変わりはないが、最大出力は前級の31,000馬力から本級では29,000馬力と、逆に低性能化した。更に、船体の大型化により機関の負荷が大きく、戦争の終了まで改良の努力が行われたものの、19ノット以上の速力を発揮することができなかった。しかしながら海軍は本級の設計を成功とし、2年後に建造されるリヴェンジ級戦艦において根本的な設計改良は行われずに本級の設計を踏襲した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アイアン・デューク級戦艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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