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アイゲウス : ウィキペディア日本語版
アイゲウス
アイゲウス (, ) は、ギリシア神話の登場人物である。アテーナイの王。トロイゼーンピッテウスの娘アイトラーとの間に英雄テーセウスをもうけた。テーセウスの父はポセイドーンともいわれる。
後にテーセウスが父である彼に会いにトロイゼーンから徒歩ではるばる来た際にはコルキス生まれのメーデイアと結婚していた。アイゲウスは息子とは知らず彼を恐れマラトーンにイノシシ狩りに行かせたが、テーセウスはイノシシを殺し無事に帰還した。アイゲウスはメーデイアと共に彼の暗殺を企て、毒を飲ませようとした。しかしまさにその時、テーセウスは彼の息子である証拠の、トロイゼーンの岩の下に隠しておいた父の刀を贈った。これを見るやアイゲウスは毒薬をその手から床に叩きつけ、メーデイアを追い払った。
アイゲウスの名はエーゲ海の語源となった。息子のテーセウスがクレータ島の怪物ミーノータウロスを退治して帰還した時、テーセウスが無事にミーノータウロスを退治できた場合には船に白い帆を張って帰還すると約束していたにもかかわらず、テーセウスは誤って黒い帆を張ったまま帰還したため、アイゲウスはテーセウスが死んだものと勘違いし、絶望して海へ投身自殺した。その後、この海は彼の名に因んで「エーゲ海」と名付けられたという。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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