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アイシロシ、またはイトゥクパとは、アイヌが用いる鏃に刻みこまれた印であり、家紋としての役割も果たす文様である。 == 目的 == アイシロシは狩猟生活をするアイヌにとって重要な役割を持っていた。弓矢での簡素な狩猟法では、たとえ矢毒を用いたとしてもヒグマのような大型獣は即死させることができず、射た地点から離れた場所で死ぬ時もある。その場合、誰の矢で死んだ獲物か、つまり獲物の所有権が誰にあるか判定することが難しい。そのため、判断を容易にするため判定印として鏃に刻まれた。 例として、矢に刺さって死んでいる鹿を見つけた場合、そのアイシロシを見て、持ち主に知らせたとされ〔新谷行 『アイヌ民族抵抗史 アイヌ共和国への胎道』 三一書房 (増補版第1刷)1977年 p.58.〕、勝手に自分の獲物とはしなかった。 また、イオマンテなど重要な神事の折は、神前に捧げるイナウの先端にアイシロシを刻み込む。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アイシロシ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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