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アイトーロス : ミニ英和和英辞書
アイトーロス[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

アイトーロス : ウィキペディア日本語版
アイトーロス[ちょうおん]
アイトーロス(, )は、ギリシア神話の人物。長母音を省略してアイトロスとも表記される。
*アイトーリア地方の王(以下に説明)。
*アルゴナウタイの1人であるパライモーンの父〔アポロドーロス、1巻9・16。ヘーパイストスが父ともいわれる。〕。
*エーリスの王オクシュロスの子〔パウサニアス、5巻4・4。〕。
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アイトーロス()は、アイトーリア地方の王である。エーリスの王エンデュミオーンと、水のニュムペー、あるいはイーピアナッサの子とも〔アポロドーロス、1巻7・6。〕、またはアステロデア、アテーナイの王アムピクテュオーンの娘クロミアー、アルカディアの王アルカスの娘ヒュリッペーとの子で、パイオーンエペイオス、エウリュキダーと兄弟ともいわれる〔パウサニアス、5巻1・4。〕。ポルバスの娘プロノエーとの間にプレウローン、カリュドーンをもうけた〔アポロドーロス、1巻7・7。〕。一説にエンデュミオーンの父とも〔ヒュギーヌス、271。〕、アムピクテュオーンの子で、ロクリスの祖父ともいわれる〔高津『辞典』、p.310a。〕。
アイトーロスは父エンデュミオーンの提案で王権をめぐって兄弟と徒競走で争ったが敗れ、エペイオスが王となった〔パウサニアス、5巻1・4。〕。このためパイオーンはパイオニアに去ったが、アイトーロスはエーリスに残り、エペイオスの死後に王となった〔パウサニアス、5巻1・5。〕。しかし後にアイトーロスは殺人の罪によってエーリスを去ることになった。
アポロドーロスによると、アイトーロスはアルゴスの王ポローネウスの子アーピスを殺した。このためクーレース人の地に逃げ、その地でプティーアーとアポローンの子であるドーロスラーオドコスポリュポイテースたちに迎えられた。そして彼らを殺してその地の王となり、自分にちなんでアイトーリアと呼んだという〔アポロドーロス、1巻7・6。〕。
パウサニアスによると、アイトーロスはアルカディアで開かれたアザーン王の競技祭に参加したが、戦車競走のさいにパランティオンのイアーソーンの子のアーピスを殺してしまった。このためアーピスの子供たちに罪を責められ、ペロポネーソスを追放されてアケローオス河の流域の地に亡命した。そこでその地の人々はアイトーロスにちなんでアイトーリアと呼ぶようになったという〔パウサニアス、5巻1・8。〕。

== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アイトーロス」の詳細全文を読む




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