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アイプ・ロシディ(インドネシア語: Ajip Rosidi、1938年1月31日 - )はインドネシアの作家。日本語では「アイップ・ロシディ」の表記もある。詩、小説、文芸評論、雑誌編集など多方面で活動する。スンダ地方を代表する作家の1人とされる〔粕谷 (1993) p.125〕。 == 略歴 == オランダ領東インド時代の西ジャワ州のジャティワンギに生まれる。早くから執筆活動を始め、14歳から15歳の頃にはインドネシア語やスンダ語の文芸雑誌に投稿をしていた。詩、短篇小説、脚本が掲載されるようになり、高校在学中に学生誌「スルー・プラジャール」の編集長となる。17歳で最初の短篇集『死の歳月』を発表した。インドネシア文学史においては「50年世代」と呼ばれるグループに含まれるが、同じグループの作家と比べると10歳ほど年少にあたる。スンダ作家連盟会長、ジャカルタ芸術会議議長、インドネシア出版連合会会長なども歴任した。 1980年に国際交流基金の招待によって京都に滞在して、1981年から大阪外国語大学で客員教授となる。インドネシア語や文学、日本で唯一だったスンダ語の講義を担当した〔粕谷 (1987) p.199〕。京都産業大学などでも非常勤講師となり、文学をはじめとするインドネシア文化の紹介につとめた。日本文学の紹介としては、自らインドネシアに設立した出版社プスタカ・ジャヤから日本文芸作品の翻訳を出版して、『 雪国』、『河童』、『こゝろ』などの訳書がインドネシアに紹介された〔粕谷 (1987) p.205-206〕。2003年にインドネシアへ帰国した〔粕谷 (1993) p.121-122〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アイプ・ロシディ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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