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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『アインハンダー』(EINHÄNDER)は1997年11月20日にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)より発売された横スクロールシューティングゲーム。 開発は当時存在したスクウェア大阪開発部が担当。 ファイナルファンタジー以降は主にロールプレイングゲームを数多く手がけて来た関係上、このジャンルにおける数少ないスクウェア製の完全なオリジナルシューティングである〔スクウェア制作のシューティングゲームは『iS internal section』や『プロジェクト シルフィード』等の作品を除いてファミリーコンピュータ時代に集中しているが、1985年のスクウェア黎明期に発売された『テグザー』は厳密にはゲームアーツの作品をファミコン等に移植したものであり、1986年に発売した『キングスナイト』と1996年にサテラビューで配信された『トレジャー・コンフリクス』は、STGに近いシステムではあるが分類はRPGである。また、1987年に発売の『ジェイ ジェイ』はジャンルは3Dシューティングだが、実際のゲームシステムはアクションゲームそのものであり、スクウェア・エニックスも製品紹介ページにて「アクションゲームです。」と記載している。更に1988年発売の『亜空戦記ライジン』は、流通と販売は旧スクウェアが中心となったディスクシステム用ソフトウェア開発共同体である「ディスクオリジナルグループ(DOG)」によるブランド扱いであり、実際の開発もマイクロキャビンが行っている。〕。 キャッチコピーは「撃って、奪って、ぶち壊せ」。 == 概要 == 強制横スクロール型(一部静止)のシューティングゲームである。作品名の『アインハンダー』はドイツ語で「一本腕」を意味しており、その名前は機体の腹部に設けられた一本のマニピュレータに由来している〔実際には「EINHÄNDER」では「アインヘンダー」と発音し「アインハンダー」にはならない。ステージ1冒頭のアナウンスでも「アインヘンダー」の発音を聞くことができる。〕。本作の日本版パッケージについても、一本腕を指し示すような「レントゲンで投影された手」という異色のものとなっている〔日本国外版については、シューティングゲームであることを前面とあらわしたアストライアーが描かれた物になっている。〕。公式サイトは、かつて存在したがスクウェア・エニックスの誕生に伴うメーカーサイト刷新時に消滅し、現在はアーカイブとしてのソフト紹介のみとなっている。 本作の最大の特徴は、自機に搭載された1本の腕である。「ガンポッドマウント」と名づけられたこの腕は、敵が装備する追加兵装「ガンポッド」を奪い取って自分の武器とする事ができる。ガンポッドは十数種存在し、また弾数制限があるため、戦局に合わせて交換したり、節約したり、所持しているガンポッドを取り続けて弾数を溜めたりとリソース運用ゲームの要素もある。 ゲーム全体については、自機の当たり判定が大きい事や初見では見切りにくい敵の攻撃が多い事などから難易度は高く、当時ライトユーザの多かった家庭ゲーム市場にあっては評価が低かった。その後、評価の見直しがなされ、ガンポッド運用による戦略性の高さ、珠玉の演出の数々、人間臭い敵の挙動、作曲を担当した福井健一郎によるシーンにぴたりハマった音楽の魅力などは、非常に高く評価されている。また、3D系横スクロールシューティングとしては、プレイ中に「横方向に傾けて奥行きを出す(ハーフサイドビュー)」という珍しい演出がある。 やり込み要素として、ゲームオーバー後に表示される過去のプレイとの統計比較、プレイに応じてイラストを閲覧できるようになるギャラリーモード〔日本版、北米版で種類、枚数が異なる〕、一定条件を満たすと使用可能となる隠し機体などがある。 開発担当はスクウェア大阪で、コナミ(現:コナミデジタルエンタテインメント)からの移籍スタッフ(同社の本社東京移転に反発して離れたメンバー)が中心になって制作された。また本作発表の数か月前にスクウェアから『ザウバー』というPlayStation用STGが発表され、ゲーム雑誌にスクリーンショットも掲載されていたが、こちらは本作と入れ替わるように発売中止となっている。 家庭用シューティングゲームとしては出荷数が多かったため、発売以来10年以上再発売されなくても比較的入手が容易であった。ただし同時期にリリースされた同社の他作品に比べると、アルティメットヒッツやレジェンダリーヒッツといったスクウェア・エニックスの廉価版レーベル、またPlayStationの廉価版レーベルであるPlayStation the BestやPS one Booksにもラインナップされなかったため、露出の機会には長年恵まれなかったと言える。 2008年6月25日、ゲームアーカイブスにおいてゼノギアスなどと共にPSP及びPlayStation 3向けにダウンロード販売が開始され久々に日の目を浴び、特別企画の「ゲームアーカイブス この一枚!」でまいにちいっしょのクロが推薦タイトルとして紹介した〔いわゆる「クロ枠」の一環として紹介したのではないかと言われている。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アインハンダー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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