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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ アウト : [あうと] 【名詞】 1. out 2. (n) out
*アウトサイド(outside)は、外側や外部という意味。 *デヴィッド・ボウイのアルバム「アウトサイド」については本稿で記述。 ---- 『アウトサイド』(原題:1.OUTSIDE)は、イギリスのミュージシャンであるデヴィッド・ボウイの18枚目のアルバム。 1995年9月23日にアリスタ・レコードよりリリースされた。 1995年にリリースされた初回盤では日本盤のみボーナストラックとして20曲目に「ゲット・リアル」が収録されている。また、1996年5月22日には来日記念盤としてハロー・スペースボーイのシングルに未発表ライヴテイクを2曲加えたボーナスCDがカップリングされたスペシャルパッケージが発売された。また、2004年にコロムビア・レコードより再発売されており、その際に2枚組として14曲がボーナストラックとして収録されている。 ==解説== ボウイは、前作『ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ』(1993年)にて10年ぶりにナイル・ロジャースとの共同プロデュースで作品を作り上げ、自ら作り上げたキャラクター・イメージから解放され、自分自身のことを歌い上げた。しかし、このアルバムではベルリン3部作と言われたアルバム『ロウ』(1977年)、『ヒーローズ』(1977年)、『ロジャー』(1979年)に参加したブライアン・イーノをプロデューサーに迎え、当時の作風を思わせるような作品として仕上げた。 かつてアルバム『ダイアモンドの犬』(1974年)で作り上げられた「荒廃した未来」の世界観を踏襲し、今度は「荒廃した現代」をテーマにした。ライナーノーツには「ネーサン・アドラーの日記(ベビー・グレース・ブルーの儀祭殺人事件)」と題された、サイコホラー映画のような猟奇殺人をテーマにしたストーリーが綴られ、アルバムに散りばめられた曲群によって完成されていく構成は、かつての自身のアルバム『ジギー・スターダスト』(1972年)と同様である。また、シングルカットされた楽曲「ハーツ・フィルシー・レッスン」は、同年公開されたサイコホラー映画『セブン』(1995年)のエンディング・テーマに起用された。 本来、ボウイはこのコンセプトを全5部作で作成する予定であった(英題が『1.OUTSIDE』となっているのはそのため)。しかし、アルバムコンセプトの難解さと陰鬱に満ちた曲が多いゆえ、商業的には不振で、予定されていた続編『インサイド』がお蔵入りになってしまい、この作品のコンセプトは未完のままである。 LP盤もリリースされているが、一部の曲はカットされている。 2016年1月、ボウイ他界直後に発表したブライアン・イーノの追悼コメントの一部に、「(ボウイ他界の)1年ほど前から、私たちの最後のアルバムになる『アウトサイド』という作品について話を進め始めていたんだ。お互いにこのアルバムのことを気に入っていたが、片隅に追いやられていたんだ。それで、もう一度考え直して、新しいところに持って行こうと話していたところだった。楽しみにしていたんだけどね」と続編製作の可能性があったことを匂わせるコメントをした〔「NME JAPAN」2016-01-12閲覧〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アウトサイド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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