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アウトドローモ・エンツォ・エ・ディノ・フェラーリ : ミニ英和和英辞書
アウトドローモ・エンツォ・エ・ディノ・フェラーリ[あうと]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

アウト : [あうと]
 【名詞】 1. out 2. (n) out
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
フェラーリ : [ふぇらーり]
 【名詞】 1. Ferrari 2. (n) Ferrari

アウトドローモ・エンツォ・エ・ディノ・フェラーリ ( リダイレクト:イモラ・サーキット ) : ウィキペディア日本語版
イモラ・サーキット[ふぇらーり]

アウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ〔アウトドローモ (Autodromo) は、イタリア語で自動車競技場を指す。アクセントを考慮すると「アウトードロモ」と表記するのが正しいが、「アウトドローモ」とする日本語表記が一般に流布している。〕 () は、イタリアイモラ市にあるサーキット。別名イモラ・サーキット (Imola Circuit) 。
フェラーリ創業者のエンツォ・フェラーリとその息子のアルフレード・フェラーリを記念してつけられた。当初は「''アウトドローモ・ディーノ・フェラーリ''」 (Autodromo Dino Ferrari) という名称だったが、1989年、エンツォ・フェラーリの死去に伴い、現在の名称になった。
== 歴史 ==

イモラは全長5,017mの高速コースとして造られた。グランプリサーキットの中では珍しく、反時計回りで周回するサーキットである。ホームストレートの海抜は41m。北側にイモラ市街地があり、サンテルノ川を隔ててレーシングコースがある。サーキットの内側には陸上競技場がある他、南側の丘にはぶどう畑が広がり、この一帯はDOCワイン「コッリ・ディ・イモラ」で知られる。
1953年に開催されたオートバイレースが、初のレースイベントだった。1973年にはバリアンテ・バッサ、1974年にバリアンテ・アルタの2つのシケインが追加された。1981年にはアクア・ミネラリにもシケインが追加され、このレイアウトが1994年まで使用された。
F1のレースは1979年のシーズン終了後に非選手権戦として初開催された。1980年以降は選手権戦となり、1980年はイタリアGP1981年から2006年までサンマリノGPとして開催された。
1994年サンマリノGPでは大事故が多発し3名のドライバーが死傷し、その後コースレイアウトが変更された。タンブレロコーナーとヴィルヌーブコーナーは高速コーナーからシケインへと改修されたが、最終コーナー手前のバリアンテ・バッサの進入が緩やかになり、アクア・ミネラリのシケインは撤去された。これらの改修で平均速度は下がったが、元々コース幅が非常に狭い事もあり、以前と比べ追い抜きのしにくいコースとなってしまった。
2007年より、狭く老朽化したピットの改修工事に入った。それに伴いバリアンテ・バッサが撤去され、リバッツァ2からタンブレロまでをゆるいコーナーでつないだ形状とした。この変更でホームストレートが長くなった。これらの改修により、より高速のコースレイアウトになった。
F1は、1国1開催を重視することとなった2007年以後は開催されていない。このサーキットはFIAからグレード1T認証を受けているが、この認証ではF1のテスト走行を行わせることはできるが、レースを開催することはできない。
2015年にはジロ・デ・イタリア第11ステージ(5月20日)のフィニッシュとしてイモラ・サーキットが採用された。ジロ・デ・イタリアでの周回コースはイモラ・サーキットをそのまま使用するのではなく、途中バリアンテ・アルタからレーシングコースを離れ一般公道に入り、サーキット南側の「トレ・モンティ」の丘を経由しリバッツァの出口より再びレーシングコースに戻る特設コースが採用された。バリアンテ・アルタから一般公道に入る地点から周回コースを3周半し、ホームストレートにフィニッシュするこの特設コースで、イルヌール・ザカリンがステージ優勝を飾っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イモラ・サーキット」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Autodromo Enzo e Dino Ferrari 」があります。




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