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アエミリウス橋[あえみりうすきょう]
アエミリウス橋()は古代ローマ時代にテヴェレ川に架けられた橋。古代ローマで架けられた石橋の中で最も古いもので、紀元前2世紀に木造の橋を撤去して架橋された。商業の中心であったフォルム・ボアリウムと、テヴェレ側対岸のトランス・テヴェレム(トラステヴェレ)を結んでいた。現在、川の中ほどのアーチ橋の1径間が残存するのみで、“壊れた橋”を意味するポンテ・ロットと呼ばれている。 ==概要== 帝政ローマ初期の歴史化ティトゥス・リウィウスは、紀元前192年には、この場所にアウレリア街道が通る橋(木造橋)が架かっていたと記している。最初の石橋を架ける工事は、紀元前179年に監察官により始められたが、紀元前151年に未完のまま終わった。その後、この建設途中の構造物を利用する形で紀元前142年に橋を完成させた。その後、数百年に渡り橋は使われ続けた。紀元前後にはアウグストゥス帝が、また紀元280年にはプロブス帝が補修を行ったことがわかっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アエミリウス橋」の詳細全文を読む
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