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アオスゲ : よみがなを同じくする語

青菅
アオスゲ : ミニ英和和英辞書
アオスゲ[あおすげ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


アオスゲ : ウィキペディア日本語版
アオスゲ[あおすげ]

アオスゲ(''Carex leucochlora'')は、単子葉植物カヤツリグサ科スゲ属の植物の一種。全体に緑色で、鞘や鱗片にも赤や黒に染まるところがない。ただし、アオスゲと呼ばれるものには多くの変異があり、それらを種内の変異と見なすか、複数種に分けるかについて専門家にも意見の差がある。また、近縁な異種も多く、同定が難しい。
== 基本的特徴 ==
広い意味でのアオスゲの特徴は、以下のようなものである。
*草丈は30cm程度の小型のスゲである。
*葉は線形、根元には褐色の鞘がある。匍匐枝は出さないか、出しても長く横にはうことはない。普通は小型の株が寄り集まった姿になる。
*花茎はやや立ち上がり、先端近くに小穂がつく。
*最下の小穂の苞は、ごく短い鞘があり、先端は葉状。
*先端の小穂は雄性、こん棒状か太短い楕円形。側方の小穂は雌性で2-3個、楕円形から筒状。
*果胞はひし形に近い楕円形で、表面にまばらに毛がはえる。
*果実は楕円形、断面は三角形、柱頭の基部は狭まってからすぐに広がり、そこから先に向かって細まる。つまり果実の先端に帽子状の付属物がある。
*雌花の鱗片は倒卵形で果胞よりやや短く、中央から芒が出て、その先端は果胞より長い。
*根元の鞘が薄い褐色であるほかは、花茎の鞘、鱗片などすべて緑色で赤や黒などに着色しない。
この範囲にはいるスゲは北海道から南西諸島伊豆諸島にまで分布し、田舎の道路わきから日向の草地、海岸縁の砂浜、岩場から森林内までさまざまな環境に生育する。生育する場によってもその姿は実にさまざまになる。
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