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アオドウガネ
アオドウガネ(''Anomala albopilosa'')は甲虫目コガネムシ科の草食昆虫。 成虫の体型はずんぐりと丸く、前胸背板輪廓の両端は角張らない。体色は、艶が弱いが鮮やかな緑色の金属光沢を示す。 山間部から都心まで、広く普通にみられる。夜行性。灯火にたいへんよく飛来する。昼間は葉の裏などで休む。 ドウガネブイブイと同じく、成虫は農作物を食害する害虫として知られる。成虫は5〜10月にわたって出現、活動し、各種広葉樹の葉を食害する。メスは夏から秋にかけて土中に産卵し、幼虫は樹木や草の根、腐葉土を食べて成長し、翌年春に蛹化、羽化する。 もともとは南方系の種で南西諸島に多いが、最近では分布を北に広げ在来種であるドウガネブイブイを駆逐し、関東以南では最も普通に見られる中型コガネムシになっている。自然環境下では植物の葉などを食べるが、飼育はリンゴやメロン、ブルーベリーなどの果物のほか、カブトムシ用の昆虫ゼリーなどでも行える。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アオドウガネ」の詳細全文を読む
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