|
アオネカズラは、着生植物になるシダ類で、根茎がきれいな青緑になるのが特徴である。観賞用に栽培されることがある。 == 特徴 == アオネカズラ(''Polypodium nipponicum'' Mett.)は、シダ植物門ウラボシ科エゾデンダ属のシダ類で、柔らかな葉と鮮やかな根茎の色が特徴のシダ植物である。青根葛の名前もこれによる。 根茎は長く横に這い、枝分かれして、まばらに葉をつける。根茎はやや肉厚で、径4-5mm、緑色からやや白みを帯びた緑色で、褐色の鱗片がまばらにつく。 葉は夏緑性で、一回羽状に深く裂ける。葉柄はやや褐色で7-15cm、葉身は15-20cm。小葉は15-25対、主軸に対してほぼ直角に広がり、先端はややとがる。葉質は柔らかく、少し厚手で、淡緑色。葉の表面には、特に裏側には細かい毛が多く、表面にはつやがないのがなおさら葉の柔らかな感じを強める。 胞子嚢群は円形、若い時は黄色く、各羽片の裏側、やや主軸沿いに並ぶ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アオネカズラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|