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アカウキクサ
アカウキクサ (''Azolla imbricata'' (Roxb. ex Griff.) Nakai) は、シダ植物門サンショウモ目アカウキクサ科に属する植物の一種。水生シダ類のひとつで、浮草になる水草である。 なお本種を含むアカウキクサ属の種を総称してアカウキクサということもある。 == 形態 == 茎は短く横向きに伸び、所々で分枝する。葉はごく小さくて、上下二つに分かれている。上側は掌をすぼめたような形をしており、茎に密生する。全体としてはヒノキの小枝を膨らましたような姿である。葉の表面には細かな毛が密生し、水を弾く。葉の内部には空洞があり、ここに藍藻類のアナベナの一種 (''Anabaena azollae'') を共生させている。下側の裂片は薄く、水中にある。水中には枝に沿って多数の根が垂れ下がる。 全体に緑色をしているが、赤みを帯びることがあり、特に秋の終わりに真っ赤に色づくのが、名前の由来である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アカウキクサ」の詳細全文を読む
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