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アカバナ : ウィキペディア日本語版
アカバナ

アカバナ(赤花、学名:''Epilobium pyrricholophum'' )は、アカバナ科アカバナ属多年草 〔〔『日本の野生植物草本II離弁花類』pp.264-265〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.484, p.1343〕。
==特徴==
には稜がなく円柱形で、高さは15-90cmになり、短い腺毛が生え、上部で多くの枝を分ける。は上部の葉を除いて対生し、短い葉柄があるか無柄でしばしば茎を抱き、葉身は長さ2-6cm、幅0.7-3cmの卵形から卵状披針形で、先端は鈍形か鋭形、基部は広いくさび形からやや心形で、縁にあらい鋸歯がある。茎と葉は紅紫色になることがある〔〔〔。
花期は7-9月。は茎上部の葉腋から単生する。花の基部に細長くつく花柄状のものは、のちに果実になる子房で腺毛がつく。片は4個あり、裂片は長さ4-6.5mmの披針形で外面に腺毛が密につく。花は淡紅白色から紅色で径約8mm、花弁は4個あり、倒卵形で先端が2裂する。雄蕊は8個あり、そのうち4個が長い。雌蕊の柱頭は棍棒状。果実は4稜形の細長い蒴果で長さ3-8cmになり、短い腺毛があり、先端から裂開する。種子は長さ1.5-1.8mmの長楕円形で、赤褐色の冠毛がつき、風によって飛ばされる〔〔〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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