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アカメ科 : ウィキペディア日本語版
アカメ科[あかめか]

アカメ科 は、スズキ目・スズキ亜目の下位分類群の一つ。スズキに似た大型肉食魚のグループで、アフリカインド太平洋で3属11種のみが知られる。
かつてはセントロポマス科アカメ亜科 として分類されていたが、亜科が科に昇格した。

==特徴==
大きさは種類によって異なるが、スズキ目魚類としては大型種が多く、バラマンディナイルパーチは全長2mに達することもある。口は大きく、下顎が上顎より前に出る。第一背鰭は3本目の棘条が1・2本目より長く三角形になる。また、体高が高く、尾鰭は円いものが多い。
アフリカの淡水域と、インド太平洋の沿岸域に分布する。アフリカ産では大地溝帯の限られただけに生息する固有種が6種知られる。一方インド太平洋産は温暖な地方の海岸付近に生息し、塩分濃度の差を越えて河と沿岸域を往来する行動がみられる。食性は肉食性で、小魚や甲殻類など小動物を捕食する。
ほとんどが食用・釣りの対象として利用され、特にバラマンディとナイルパーチは周辺地域の重要な食用魚である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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