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アガウエー (, ) は、ギリシア神話の女性。長母音を省略してアガウエとも表示する。 *ネーレーイデスの1人〔『イーリアス』18巻、ヘシオドス『神統記』247、アポロドーロス、1巻2・7。〕。 *ダナオスの娘の1人〔アポロドーロス、2巻1・5。〕。 *カドモスの娘(以下に説明)。 ---- アガウエー()は、ギリシア神話の女性である。テーバイ王カドモスとハルモニアーの娘で、アウトノエー、イーノー、セメレー、ポリュドーロス〔ヘシオドス『神統記』975~978。アポロドーロス、3巻4・2。ヒュギーヌス、179。〕、イリュリオスと兄弟〔アポロドーロス、3巻5・4。〕。スパルトイの1人エキーオーンの妻となり、ペンテウスを生んだ〔アポロドーロス、3巻5・2。ヒュギーヌス、184。〕。 アガウエーはディオニューソスがテーバイにやって来たとき、気が狂ってアウトノエー、イーノーとともに他のマイナデスを率いてキタイローンに去った。そしてディオニューソスにけしかけられて、様子を見に来たペンテウスを八つ裂きにして殺し〔アポロドーロス、3巻5・2。オウィディウス『変身物語』3巻。ヒュギーヌス、184、239。〕、その首を杖に刺してテーバイに戻った〔エウリピデース『バッコスの信女』〕。 正気に戻ったアガウエーはテーバイを去り、イリュリアに赴いてリュコテルセース王の妻となった〔ヒュギーヌス、184。〕。後にカドモスはエンケレイス人の王となってイリュリアを攻撃したが〔、そのときアガウエーはリュコテルセースを殺し、イリュリアをカドモスに与えたという〔ヒュギーヌス、240、254。〕。 == 系図 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アガウエー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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