|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 系 : [けい] 1. (n,n-suf) (1) system 2. lineage 3. group 4. (2) type of person 5. (3) environment 6. (4) medical department (suf) ・ アイドル : [あいどる] 【名詞】 1. (1) idol 2. (2) idle 3. (P), (n) (1) idol/(2) idle
アキバ系アイドル(アキバけいアイドル)とは、狭義には「秋葉原」を活動の中心とした女性アイドルを指す言葉。広くは単にイメージからアキバ系と呼ばれるケースも少なくない。また地下アイドルと同義に使われることもある。 == 定義 == === 狭義:秋葉原を中心に活動するアイドル === 主に地上波の歌番組やドラマなどの出演をとおして全国的な知名度を持つアイドルに対し、秋葉原を中心にライブハウス、店舗イベント(インストア・ライブと呼ばれる)、路上ライブ、撮影会などの活動を行うアイドルのことを指す。 秋葉原という街の性質上、美少女アニメ・ゲームといった萌え要素を意識したアイドルも多く見られる。近年はネットテレビなどにも活動の機会を見出している。アキバ系アイドルは物販で自らCD、DVD(その多くはインディーズレーベルであったり、手作りのCD-Rであったりする)、グッズを直接ファンに売ったり、イベントでファンとコミュニケーションを取るなど、メジャーアイドルにはない親近感を与えている。 アキバ系アイドルの活動形態の始まりは、1991年に九十九電機が東宝芸能に所属しているアイドル女優の越智静香を広告に起用し、当時のツクモパソコン本店地下にて同アイドルのイベントを開催するなど、1990年代前半にもその原型を見ることができる。秋葉原にコミュニティFM局を作り、そのDJに若い女性タレントを起用したのも1990年代である。この頃はまだ特性や文化的な志向を同じくする者たちを”~系”と呼ぶことは一般的ではなく、”アキバ系”という言葉自体が社会的には存在しなかった。 1997年、桃井はるこはヴァーチャルアイドルもあいはることして、ときめきメモリアルのコスプレにパワーグローブという出で立ちで秋葉原の路上でライブなどを行った。桃井は自身が秋葉原を愛するおたくであると公言し、おたく文化を肯定的に発信したため、オタク趣味を取り入れたアイドルの先駆けとなり、後に「元祖アキバ系アイドル」、「アキバの女王」などと言われるようになる。 2002年10月から2003年3月にかけて放送されたテレビ東京の深夜番組『秋葉な連中』で、森由理香、宇佐美なな、原田明絵(後にアイドルユニットMUH〜を結成)、きこうでんみさ、葉里真央などが登場するが、当時はまだこの番組でも「アキバ系」という言葉は使われていない。2004年から2005年頃にメディア等で使われ始めており、『電車男』の映画化やドラマ化も相俟って「アキバ系」という言葉は一般に定着した。またこの頃から「アキバ系のアイドル」という意味で「アキバ系アイドル」という表記も見られるようになった(後述)。 なお2005年に起きた秋葉原ブームに乗って大手事務所などに所属するアイドルもアキバ系アイドルのスタイルを取り入れることがあり、例えばAKB48は当初秋葉原を拠点として「会いに行けるアイドル」というキャッチフレーズで活動し〔2010年代はメディアへの露出が主流となっている。〕、インディーズ時代のPerfumeは秋葉原で路上ライブを行うなどしていた〔桃井はるこがサウンドプロデュース。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アキバ系アイドル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|