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アクション俳優とは、主に映画界においてアクション映画に多く出演する俳優のことである。 ==概要== 1930年代から1970年代前半にかけて西部劇が流行り、ジョン・ウェインなどが人気を博した。 1960年代から1970年代にはスティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、クリント・イーストウッドらが活躍した。この頃香港映画ではブルース・リーが人気を博していた。 1980年代に入ると、シルベスタ・スタローンや同じ肉体派でありボディビルのチャンピオンから俳優になったアーノルド・シュワルツェネッガーが人気を博した。とくにシュワルツェネッガーやスタローンはハリウッド映画界に本格的な筋肉トレーニングを持ち込み、役者・観客への意識を変えさせた。また同時期に空手のチャンピオンであるチャック・ノリスが人気アクションスターとなった。1980年代の後半になるとドルフ・ラングレン、ジャン・クロード・ヴァンダム、スティーブン・セガールなどが登場し活躍した。この80年代から90年代初頭の時期は、普通の俳優がアクション映画に出演することはほとんどなく、「アクション俳優」の独壇場であった。たとえばトム・クルーズなどもこの時期には一切アクション映画に出演していない。 1988年には『ダイハード』でブルース・ウィリスがブレイクし、普通の俳優がアクション映画に進出するきっかけとなった。 90年代半ばになると状況が変わり始める。『スピード』(1994)でキアヌ・リーブスが、『フェイス/オフ 』(1995)や『ザ・ロック』(1996)でニコラスケイジがブレイクし、一般俳優のアクション大作映画が徐々に増え始めた。またこの頃、ジャッキー・チェンが『レッドブロンクス』(1995)のヒットでアメリカでブレイクを果たした。1996年にはトム・クルーズが『ミッションインポッシブル』をヒットさせ、アクション映画界に進出した。このMIシリーズは毎回トムクルーズの大がかりなスタントを売りにしている。1999年にはCGとワイヤーアクションを使用したキアヌリーブス主演『マトリックス』が大ヒットした。このように一般的な俳優がアクション映画に立て続けに進出してきたため、上記の80年代型俳優の人気が低迷する要因となった。 2000年代に入るとCGの普及によりアクション映画のハードルが更に下がり、ワイヤーアクションや大がかりなスタントなど多様な表現が可能となった。またこの頃になると、『ボーン・アイデンティティー』(2002)のマット・デイモンなど、普通の俳優が肉体改造や武術や格闘技を習いアクション大作に出演することが一般化し、キャリア上での一種のステータスになった。一方で80年代型の肉体派俳優(アクション専門俳優)は人気が更に低下していった。2015年現在、CGや映像技術の発達により、普通の俳優がアクション映画に出演することが非常に多くなっている。 また現在では1980年代から1990年代前半にかけて活躍したアクションスターを集めた『エクスペンダブルズ』シリーズも作られている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アクション俳優」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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