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折句(おりく、 )とは、ある一つの文章や詩の中に、別の意味を持つ言葉を織り込む言葉遊びの一種。句頭を利用したものがほとんどである。 == 実際の折句 == 伊勢物語の東下りの段に登場する和歌には次のようなものがある。 頭文字をとると「かきつはた」(カキツバタ)という花の名が折り込まれていることがわかる。 いろは歌は、7文字ごとに区切って各節の末尾をつなぐと、「とかなくてしす」(咎無くて死す)となり、無実を訴える文になるとされている(罪を起こすことなく一生を終えたい、という意味だと捉える説もある)。 現代でも谷川俊太郎による折句をもちいた詩が知られている。 漢詩では蔵頭詩(真意を蔵した、つまり隠した詩の意味)と呼ばれた。1990年の『人民日報』海外版には「元宵」と題した春の訪れをうたった詩が掲載された。しかし斜めに字を拾っていくと総理であった李鵬への批判が読み取れるため、問題になった(「元宵」事件)。 英語圏でも折句はポピュラーであり、たとえばポーはそのまま「アクロスティック」と題した詩を書いている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「折句」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Acrostic 」があります。 スポンサード リンク
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