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アグニの神[あぐにのかみ]
『アグニの神』(アグニのかみ)は、芥川龍之介の短編小説。1921年(大正10年)に雑誌『赤い鳥』にて発表された。タイトルの「アグニの神」とは、ヒンドゥー教の火の神「アグニ」のことである。 == 概要 ==
芥川龍之介が『赤い鳥』に掲載した最後の作品。1921年1月号と2月号に前篇の「一」から「三」、1923年1月号と2月号に後篇の「四」から「六」が分載された。芥川自身の「妖婆」(『中央公論』1919年10月、11月号掲載)を下敷きにしたとされ、『赤い鳥』に発表した他の「蜘蛛の糸」、「魔術」、「杜子春」の3篇には、材源があるのに対して、自身作の改変とはいえ、純粋な創作童話である。 単行本としては『夜来の花』(新潮社、1921年3月14日)、『奇怪な再会』(金星堂、1921年10月25日)、童話集『三つの宝』(改造社、1928年6月20日)などに収録された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アグニの神」の詳細全文を読む
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