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アサバスカ川(英:Athabasca River、仏:Rivière Athabasca)は、カナダ西部、アルバータ州を流れるマッケンジー川水系の河川である。 == 概要 == アサバスカ川は、ジャスパー国立公園内にあるコロンビア氷原から流れ出している氷河の1つである、アサバスカ氷河の先端部で溶けた水を源流とする。そこからおおむね北東方向へと流れ、ウッドバッファロー国立公園内でアサバスカ湖に注ぐ。なお、ジャスパーからおよそ30km上流には、アサバスカ滝が存在する。ちなみに、河川名の「アサバスカ(aðapaskāw)」というのは、クリー語で「次々と植物が生えている場所」といった意味であり 〔 Bright, William (2004). "Native American Place Names of the United States." p.52 (アメリカ合衆国内の先住民に由来する地名)Norman: University of Oklahoma Press ISBN 0-8061-3576-X OCLC 53019644 〕 、要するに、何種類もの植物が見られる場所ということであるという説が存在する。一方で、河川名の「アサバスカ」というのは、クリー語で「アシの生えている場所」という意味で 〔 蟻川 明男 『世界地名語源辞典(3訂版)』 p.6 古今書院 2003年3月1日発行 ISBN 4-7722-4041-1 〕 、つまり、アシの生えるような水辺であるという説も存在する。この他特筆すべきこととして、この川の流域にはアサバスカ・オイルサンド(アサバスカ油砂)が分布しているため、この川は、水銀や鉛を始めとする11種類の有害な元素によって汚染されていることが確認されている 〔 Elevated levels of toxins found in Athabasca River. (the Globe snd Mailのサイトより) 〕 。 また、これは余談だが、このアサバスカ川沿いには、アサバスカの名を冠した町(Athabasca)も存在している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アサバスカ川」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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