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アザーカー : ミニ英和和英辞書
アザーカー[かー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car

アザーカー : ウィキペディア日本語版
アザーカー[かー]

アザーカー (other car) とは、直訳すれば「他の車」、つまりレースゲームやドライブゲームにおいて、コース上を走行している、プレイヤー以外の車両のことを指す。
Wikipedia日本語版および本項においては、レースとは直接関係ない一般車両(乗用車バストラックなど)を指してアザーカーと表しているが、この意味合いで使う場合は、明らかな和製英語なので文脈の解釈に注意を要する。
== 概要 ==
最近では、実在または架空の公道(市街地、首都高など)を舞台とした作品に登場する、レースとは無関係な一般車両を指してアザーカーとする場合が多く、この場合、公道だからレースに参加しない一般車も当然走っている、という発想から生まれた演出で、プレイヤーカーやライバルカーと比べて速度が80km/h〜100km/h程度であるため、障害物となる。クローズドなコースでレースを行うならば、本来存在し得ないはずのものである。つまり、アザーカーを出すということは、建前に矛盾することであるために、メーカー許諾の障害となりうる。
なお、メーカーから許可を得て実在する車両名を用いたレースゲームの中で、特にホンダが扱いに厳しく、公道を舞台に、なおかつ一般車両がアザーカーとして登場するゲームに対しては、原則として車両の許諾を行わない。

ただし、許諾しないのは公道を違法走行する演出として一般車両をアザーカーとして登場させる作品に対してのみであり、公道が舞台であっても、レースの参加者しか走行しないよう道路を封鎖したクローズドコースで行われている、またはそのように解釈できる作品に対しては許諾を行っている〔頭文字D ARCADE STAGEシリーズ(セガ)やバトルギアシリーズ(タイトー)などはメーカー公認で車両が登場するが、これらは、暗にその区間を封鎖して競技を開催している設定だと解釈できるため、許諾を行っている。〕〔この許諾ルールは一般向けゲームに限定されない。アダルトゲームにおいてもアザーカーが登場しない作品では、例えば『萌えろDownhill Night 2』などのように許諾されているものがある。〕〔なお、アザーカーが一切存在しないアーケードトレーディングカードゲームの『超速変形ジャイロゼッター』では車がロボットに変形するというコンセプトのゲームから企業イメージにあわないという理由で許諾していない。〕。したがって、首都高バトルシリーズ〔初期の首都高バトルシリーズでは、NSXインテグラシビックなどホンダ車がモデルと受け取れる車が多数登場していた(厳密にいえば、車体のデザインは意匠権の範疇だが、ゲーム画面上では実車と全く同じデザインというわけではないうえ、全て架空の車と設定されていた)。しかし、首都高バトル01以降のシリーズで各メーカーから許可を得て実名を出そうとしたことが弊害となり、ホンダから許可が得られなくなってしまった。〕、湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNEシリーズ〔原作漫画湾岸ミッドナイト』ではインテグラタイプRS2000のバトルも描かれたが、ゲーム化の際アザーカーが登場するという理由で許可が得られず、登場させることができなくなったため、別のメーカーの車に変更されている。ドリフトシティの場合はアザーカーが登場するものの、(一部地域におけるクライスラー車を除いて)全ての車種に架空の名称を付けられている為かホンダ車が元ネタと思しき車種が登場している。(OMD Metro(シビッククーペ EJ7)Koino Deluxe(MDX)OMD SR13(S2000)OMD Genius(NSX前期))〕などでは自社の車の使用許可を出していない。2012年に発売されたForza Horizonには、アザーカーが走行するオープンワールドを走行可能で、同じくアザーカーが登場する公道レースも存在するがホンダの車両も登場する。余談だが、近年ではホンダ以外にも日産がレースゲームにおける実名使用許諾の基準を徐々に厳しくしており、その影響により前述の首都高バトルシリーズにおいてはとある最新作にて自社の車のカスタムカーの使用許可を出さない、またニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッドに関してはライセンスそのものを出さないといった事態が発生しており、今後の実車が登場するレースゲーム作品における各メーカー許諾の基準に影響を及ぼす恐れがある。
また、湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNEやドリフトシティのように隠しコマンドやアイテムの使用により、アザーカーをプレイヤーカーとする機能を備えたゲームも存在する。
アザーカーの描写に関しては作品ごとでその対処が異なる。
*湾岸ミッドナイトMTの場合:実車を忠実に再現しており、隠しコマンドで登場させた車両に対してもカローラ(E120前期)ハイエース(H100後期)等と明記される。
*ドリフトシティの場合:プレイヤーカーとは対極的にあからさまに架空の車種であるという、リアルさを一切無視した描写になっている。数あるアザーカーのモデルとなった可能性が考えられる車種は唯一大宇・ティコ(≒スズキ・アルト)のみで、他の車種はモデルとなった車種の特定すら困難な簡易なモデリングにとどまっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アザーカー」の詳細全文を読む




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