|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 航空 : [こうくう] 【名詞】 1. aviation 2. flying ・ 空 : [そら] 【名詞】 1. sky 2. the heavens ・ 便 : [べん, よすが] 【名詞】 1. way 2. means ・ 墜落 : [ついらく] 1. (n,vs) falling 2. crashing ・ 墜落事故 : [ついらくじこ] (n) a plane crash ・ 落 : [おち] 【名詞】 1. joke punch line ・ 事 : [こと] 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience ・ 事故 : [じこ] 【名詞】 1. accident 2. incident 3. trouble 4. circumstances 5. reasons ・ 故 : [ゆえ] 1. (n-adv,n) reason 2. cause 3. circumstances
アシアナ航空733便墜落事故(アシアナこうくう733びんついらくじこ)とは、1993年7月26日にアシアナ航空のボーイング737-500型機が木浦空港への着陸進入中に墜落した航空事故である。この事故は、ボーイング737-500が起こした最初の全損事故であり、また2002年に中国国際航空129便墜落事故が発生するまでは、死亡者数において韓国史上最悪の航空事故であった。 == 経過 == 当日の14時37分、アシアナ航空733便(ボーイング737-500、機体番号: HL7229)は金浦国際空港を出発、木浦空港に向かった。アシアナ航空の金浦-木浦線は、木浦空港の拡張工事完了を機に、前年の1992年から運航が開始された路線であった。またこの日、733便に使用されていたボーイング737-500は、1990年6月にデンマークのマースク航空が導入、機体番号 OY-MABとして使用された後、1992年11月からアシアナ航空が使用していた。 当初、733便は順調に飛行していたが、目的地の木浦は暴風雨に見舞われており、空港附近は視界が悪かった。733便は木浦空港への着陸を試みたが、着陸に2回失敗、15時41分、3回目の着陸を試みている最中に管制塔との交信が途絶、レーダーから機影が消えた。このとき733便は空港南西、海南郡花源面馬山里の雲居山山中に墜落していた。墜落の衝撃で機体は大きく3つに裂けたが、火災は発生しなかった。火災が発生しなかったのは、機体が翼部分から先に山林に衝突したため衝撃が弱められたうえに、雨で地面が濡れていたことが幸いしたと考えられている。 墜落は事故機の乗客が山を降り、近くの集落に通報したことから発覚、近隣住民や警察、軍などが山に入り、救助活動が始まった。事故現場が山中であり、道路状況が悪かったことから、日没後に発見された生存者はヘリで病院に運ばれた。生存者はほとんどが後部座席の乗客であった〔薄木秀夫「後部座席に生存者集中」『毎日新聞』第39733号、1993年7月27日大阪朝刊、14版、23面。〕。 当初、乗客名簿から733便には乗客100人・乗員6人の計106人が乗り込んでいたと考えられていた〔小山利信「106人乗り韓国機墜落――45人救助――邦人家族の母と男児も――木浦近くの山中」『読売新聞』第42096号、1993年7月27日東京朝刊、14版、1面。〕が、乗客名簿に掲載されていない乳幼児がいることが判明し、翌27日朝の発表では、乗客104人・乗員6人の計110人に修正されたうえで、このうち44人が生存、66人が死亡と伝えられた〔前川恵司「2邦人の遺体確認――韓国機墜落――66人死亡、生存44人」『朝日新聞』第38608号、1993年7月27日東京夕刊、4版、11面。〕。同日昼の発表では、さらに乳児の遺体が2体発見されたとして、乗客106人・乗員6人の計112人、うち68人が死亡と修正された。しかし事故後の1993年9月に発表された交通部による事故調査結果が乗客104人・乗員6人、66人が死亡という数値を示しているほか、さまざまな資料において異なる数値が記録されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アシアナ航空733便墜落事故」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|