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ガガンボ(大蚊)は、双翅目・糸角亜目・ガガンボ科(Tipulidae)に属する昆虫の1分類群である。 == 概要 == 世界中に分布する昆虫であり、日本でもかなりの数の種類を目にすることができる。 成虫の形態はカ(蚊)を一回り大きくしたような感じの種類が多い。ただしカと違い人を刺したり吸血したりすることは無い。また体も貧弱で死骸もつつけばすぐバラバラになってしまう。飛行速度についても決して敏速ではないが、人口密度の高い地域では身を守るため機敏な場合がある。とはいえ、実際はあまり強い虫ではない。 光に誘われる性質が強いため、夜間は屋内に入ってくることもある。製造工場などでは混入異物となる危険性がある。 完全変態であり、幼虫は土中や水中で生活する。土の中で植物の根を食べるため害虫でもある。例として、キリウジガガンボがイネの根を食べることが挙げられる。また、新鮮な植物だけでなく死んだ植物も栄養源としている。 日本各地で様々な地方名があり、成虫に対してはカトンボ、アシナガトンボ、カゲロウ、ショウジハリなど、幼虫に対してはイネノネキリムシなどと呼ばれることもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガガンボ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Crane fly 」があります。 スポンサード リンク
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