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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
アジアコーヒとは関西地方にかつて存在したコーヒー問屋であり、喫茶店チェーンである。 == 概要 == 第二次世界大戦後、現在で言うところのフランチャイズチェーン店として大阪市や神戸市に多く存在していた。大阪ではヤマト珈琲店、喫茶玉一と並んでコーヒーの三大チェーンと呼ばれていた〔中野晴行『謎のマンガ家・酒井七馬伝 「新宝島」伝説の光と影』筑摩書房、2007年〕。2007年現在はアジアコーヒの本元は解散し、かつてフランチャイズだった店が独立して大阪市内に一部残っている(北区中崎町や都島区で確認されている)。 大阪市天王寺区玉造の「アジアコーヒ日の出通り店」が大阪の朝日放送のテレビ番組「探偵!ナイトスクープ」で紹介され、関西地区で注目が集まり、その後追いとして1994年に日本テレビ「たけし・さんま世紀末特別番組!! 世界超偉人伝説」などで紹介されたのをきっかけに、アジアコーヒは全国的に有名になった。この店はかつてはコーヒーを主要メニューとしていたが、テレビ放映当時はぼろぼろな壊れかけの店で、コーヒーはなく、メニューには「幻」の飲料といわれる「ネーポン」といつ作ったかわからないインドカレーしかなかった。 ネーポンはテレビで全国放送されたときその余りのカルトさから、マニアがどんどん瓶ごと持って帰っていったため、一時「ミスパレード」の瓶に変えて発売されたとも言われる。末期にはビン不足から持ち帰り禁止になっていた。 この店はテレビで紹介されて以降は有名な店になったが、店主が老齢で体調を崩して入院したため1997年頃に閉店した。その後約1年程度は廃墟として残ったが、1998年には建物が取り壊されたため現存せず、跡地は暫定的に駐車場になった後にマンションが建った。また店主だった女性も1998年に亡くなっている。 なお、「アジアコーヒー」でなく「アジアコーヒ」という最後を伸ばさない表記が正しく、他に関西で「コーヒー」のことを「コーヒ」と表記している店(例:イノダコーヒ)も少なくない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アジアコーヒ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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