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ステップヤマネコ (、学名: )は、ヤマネコの一亜種。東カスピ海 を中心にカザフスタン及び、インド西部、中国西部、モンゴル西部にかけて分布する。アジアヤマネコ、インドスナネコ()とも呼ばれる。〔Nowell, K., Jackson, P. (1996) ''Asiatic Wildcat Felis silvestris, ornata group (Gray 1830)'' In: ''Wild Cats: status survey and conservation action plan.'' 〕 IUCNレッドリストに軽度懸念として他のヤマネコ亜種と共に記載されている。 現在の保存状況および生息域全体にわたる個体数などの情報はないが、 減少しつつあると考えられている。〔Jutzeler, E., Xie, Y. Vogt, K. (2010) ''Asian wildcat''. 〕 == 特徴 == ステップヤマネコは長く先細りで先端が必ず黒く染まった斑模様の尾をもつ。 頭部には4本のはっきりした黒い帯が見られる。 耳の先からは、小さいがはっきりとした1cm程度の房毛が伸びる。生息地が乾燥しているほど色は薄くなり、湿った森林地帯には色も濃く斑や帯もはっきりとした個体が生息する。のどから腹にかけての体表は白や明るい灰色からクリーム色をしており、くっきりとした白のまだら模様がのど、胸、下腹にかけてよくみられる。 毛足は生息地によらず短いが、年齢や季節によって変動する。 イエネコと比べて足は長い。 一般にオスのほうがメスよりも重い。〔Nowell, K., Jackson, P. (1996) ''Asiatic Wildcat Felis silvestris, ornata group (Gray 1830)'' In: ''Wild Cats: status survey and conservation action plan.'' 〕 パキスタン及びインドでは、淡い黄土色の毛並みに、 胴と脇腹に小さい斑が縦にならんだ柄がみられる。〔Sunquist, M., Sunquist, F. 2002. 〕 中央アジアではより灰黄色または赤っぽい毛並みに小さな黒または赤茶色の斑がみられる。 特にテンシャン山脈の東の中央アジア地域では斑がつながって帯のようになった柄がときおり見られる。 体重は3〜4kg程度。〔Schaller, G. B. 1967. 〕〔Roberts, T. J. 1977. 〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ステップヤマネコ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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