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アワー・サウンド - アジア・パシフィック・ソング・コンテスト(Our Sound - Asia-Pacific Song Contest)は、ユーロビジョン・ソング・コンテストを元に構想されていた毎年恒例の音楽コンテストであった。この企画は2007年、アジア地域向けの音楽コンテストのために欧州放送連合がユーロビジョン大会のフォーマットをアジアの会社に売ることを発表したことで初めて明らかになった。各国の国営・公共放送によって運営されるユーロビジョン・ソング・コンテストとは異なり、アジア・パシフィック・ソング・コンテストはシンガポールに拠点を置く商業的ベンチャーであるAsiavision Pte Ltd.によって主催される予定だった。参加する国や地域がそれぞれ選定した楽曲は生放送され、視聴者は他国の楽曲に投票して大会の優勝者を決めることになっていた。 当初はユーロビジョン・ソング・コンテストにならって「アジアビジョン・ソング・コンテスト」というタイトルになるとされていたが、ニュース素材の相互提供を行う「アジアビジョン」という名のシステム(ユーロビジョン・ネットワーク同様のもの)を運用するアジア太平洋放送連合との協議により、コンテストの名前は「アワー・サウンド」へと変更された。 2009年に第1回の開催が予定されていたが、その後2010年秋に延期された。しかしインドのムンバイで決勝が行われるとされていた2010年11月26日当日になっても公式からの発表はないままであり、以後公式サイトにもFacebookページにも音沙汰はない。 == 形式と情報 == Asiavision Pte. Ltd.のCEOであるアンドレアス・ゲルラッハ(Andreas Gerlach)は、「このフォーマットはアジア地域と、ポピュラー音楽を愛し国への誇りを持つ地域の人々にとても適している。現在のアジアは経済的、政治的に全てにおいて競争である。ソング・コンテストは多文化間の友好的な競争である。ヨーロッパの例のように、国際的な言語である音楽は、人々を互いに近づけ、地域における相互理解をはぐくむものである」と述べた アジア・パシフィック・ソング・コンテストは、国ごとの予選から決勝まで6箇月に渡って開催されることになっていた。2009年の第1回の大会には15の国と地域(インド、インドネシア、バングラデシュ、オーストラリア、カンボジア、シンガポール、タイ、大韓民国、台湾、中華人民共和国、日本、フィリピン、ベトナム、香港、マレーシア)が参加を予定していた。この地域には、全地球の人口の半数に相当する30億人、5億世帯が居住している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アジア・パシフィック・ソング・コンテスト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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