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アスコクロリン
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アスコクロリン
アスコクロリン()は子嚢菌の一種のが生産する抗生物質である。 == 標的 == ミトコンドリア電子伝達系のうち複合体IIIの阻害剤である。複合体IIIにはユビキノールの酸化を行うQo部位と逆にユビキノンの還元を行うQi部位とが存在するが、アスコクロリンはこの双方に結合して強力に阻害する。 同様にユビキノールの酸化を行う大腸菌のシトクローム''bo''や、トリパノソーマ〔や被子植物のオルタナティブオキシダーゼも、低濃度のアスコクロリンによって阻害されることが示されている。さらに高濃度では、ユビキノンの還元を行うジヒドロオロト酸脱水素酵素を阻害することも知られている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アスコクロリン」の詳細全文を読む
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