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アスピドケロン
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アスピドケロン
アスピドケロン〔ローズ, 松村訳 (2004) で確認できる表記。同書によれば、アスピドデロンとも呼ばれていた。〕(英語 : Aspidochelon)、アスピドケローネ〔松平 (2005) で確認できる表記。〕(ギリシア語 : Ασπιδοχελώνη, ラテン語 : Aspidochelone)は、北欧に伝わるクジラに似た海の怪物である。ギリシア語で「蛇亀」(ασπίς「ヘビ」+ χελώνια「カメ」)を意味する。別名、ファスティトカロン(Fastitocalon, 「大洋の流れに浮かぶもの」)。 == 解説 ==
クラーケンにも似ており、巨大な海亀や魚のような姿をしており、背中に苔をはやし、浮島のように移動するといわれる。 中世のヨーロッパでは、海のただ中に浮かんでいたアスピドケロン(アスピドケローネ)を島と誤認して上陸した船乗り達が焚き火を始めたところ、アスピドケロンが目を覚まして海中に沈み、船乗り達は脱出が間に合わず溺死したりした、という噂が信じられていたという〔ローズ, 松村訳 (2004)、15頁。〕〔松平 (2005)、201頁。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アスピドケロン」の詳細全文を読む
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